お知らせ

新製品 600dpiインク循環型インクジェットヘッド 「CF3R」、
並びに、世界最小・最軽量*1の超小型インク循環装置「CC1」の供給を開始
~イタリアミラノで開催されるInPrint2018に出展~

2018年11月01日
東芝テック株式会社


インクジェットヘッド「CF3R」とインク循環装置「CC1」

東芝テック株式会社は、解像度600dpiインク循環型インクジェットヘッド 「CF3R」 と装置内を流れるインクを少量化した環境調和型インク循環装置 「CC1」 の供給を開始しました。

「CF3R」インクジェットヘッドは、従来機種「CF3」のヘッド冷却機能を強化し、高負荷環境での動作を可能にしました。ノズルの近傍でインクを循環させるインク循環構造を採用し、気泡などにより発生した印字抜けを瞬時に回復する自己回復機能、および高比重顔料など沈殿しやすい成分を含有したインクの安定吐出を可能とし、当社インクジェットヘッドの特長であるマルチドロップ方式による高印字品質とインク液滴の高着弾位置精度を継承しております。さらに解像度300dpiで2色での印刷を可能としており、お客様の印刷システムへの適用可能性を広げております。

「CC1」インク循環装置は、コンパクト且つ軽量なボディにインク循環流量や負圧調整、インクの加温などインク循環システムに必要な機能をすべて収め、かつ、付属の専用制御ソフトを用いることで、お客様ですぐにお使い頂けます。当社インク循環型インクジェットヘッド 「CF1」シリーズ、 「CF3」シリーズと取り付け金具を用いた接続が可能で、1装置あたり最大2色のインクをご使用頂けます。また、少量のインクでインク循環をさせることが可能なことから、評価時の廃インク量を削減する事ができる環境に配慮したインク循環装置です。

解像度600dpiインク循環型インクジェットヘッド 「CF3R」と、超小型インク循環装置 「CC1」は、サイングラッフィック、帳票、ラベル・パッケージ、R&D等、様々な用途でご利用していただくことができ、産業用インクジェット印刷アプリケーションの拡大に貢献してまいります。

「CF3R」、「CC1」は2018年11月20日から開催されるInPrint 2018(イタリア・ミラノ)に出展致します。

*1: 当社調べ2018年10月現在。インクジェットヘッドと取り付け金具を用いた接続で、ポンプやセンサ、制御基板などインク循環システムに必要な機能を一体化したオールインワンタイプにて。

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