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千羽鶴から人工衛星まで、暮らしのすみずみで活躍する折り紙の魅力とは。

10img_a.jpg武家の礼法、庶民の遊び、医療や宇宙工学などの先端テクノロジー。まったく関係のないと思われるこれらのキーワードを結ぶのは「折り紙」。いったい、どんな関係性があるのでしょうか。その秘密をご紹介します。

10img_b.jpg[上級武家の礼法から生まれた折り紙]

紙を折って、動物や植物、道具などをつくる折り紙。もともとは、和紙を美しく折って進物を包む礼法の一つでした。おなじみの熨斗(のし)包みもその一つです。この折り紙礼法が次第に庶民に広がり、江戸初期に遊戯として発展したのが遊戯折り紙、いまで言う折り紙の原点とされています。

[折り鶴49種を掲載した『秘傳千羽鶴折形(ひでんせんばづるおりかた)』]

現存が確認されている最古の遊戯折り紙の本が『秘傳千羽鶴折形』です。1797年(寛政9年)に出版されたもので、49種にもおよぶ鶴の折り方が紹介されています。これより古いものでは、本の体裁でこそありませんが、1枚の紙に切り込みを入れて折ることにより『仮名手本忠臣蔵』のシーンを表現する『折形仮名手本忠臣蔵』が確認されています。

明治時代に入ると、折り紙は幼稚園教育にも取り入れられ、小学校では図画工作の授業でも教えるようになりました。いまでは、折り紙は世界各地に広まり、愛好家の団体がいくつもできて盛んに活動を続けています。

[医療用途や人工衛星にも使われる折り紙の技術]

折り紙のアイデアは、医療用のステントグラフトやエアバッグなどにも応用されています。動脈瘤などの治療に用いられるステントグラフトは、細くたたまれた状態で幹部までカテーテルで運ばれ、放出後に金属バネの力と血圧により広がって血管内壁に固定される仕組みです。エアバッグでは、普段はできるだけ小さく、必要なときに瞬時に展開できる折りたたみ方として利用されています。

人工衛星の太陽電池パネル展開などに使用された「ミウラ折り」も有名です。コンパクトに折りたためるだけでなく、たたんだ一端を引くだけで一気に全体を開けます。

その他にも「折りたたみロボット」や「折りたたみドレス」など、意外な分野にも応用されています。

10img_c.jpg[折り紙でつくるポチ袋]

「折り紙」をGoogle検索すると約1,600万件がヒットします。そこで紹介されている「折り方」も多彩。 「昔は鶴を折ることができたけど、忘れてしまった」という方もいるかもしれません。でも、ちょっと頑張ってポチ袋の折り紙に挑戦してみませんか。

「折り紙」「ポチ袋」のキーワードですぐに検索できます。知育に役立つと言われたくらいの折り紙ですから、疲れた頭のリフレッシュになるかもしれませんよ。

 

いかがでしたか?

折り紙のいろんな横顔を楽しんでいただけたでしょうか?ポチ袋の折り方も紹介されている本をプレゼントにご用意しました。ぜひチャレンジしてみてください。