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文書や広告が電子化する中、紙の価格が高騰する理由とは?

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印刷用紙をはじめ、コピー用紙などの情報用紙の価格が上昇を続けています。カタログが電子化されたり、文書のデジタル化が進んだりする中で、紙の需要は減少しているといわれています。ではなぜ価格が上がるのでしょうか?

 

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[需要が減少するのに価格が上がるのは?]

近年、印刷・情報用紙の値上げが相次ぎました。2017年7月にも値上げが行われましたが、これは16年の春、秋から年末にかけての値上げに続いて3回目となるものでした。

文書や広告のデジタル化が進んでいることから考えても、需要拡大による価格上昇でないことは想像できます。事実、2016年の印刷・情報用紙の国内出荷量は、前年度比でマイナス1.5%。3年連続で前年実績を下回っています。

それにもかかわらず紙の価格が上がるのは、原油価格の上昇が理由でした。

 

[原油価格の上昇が、紙の価格を押し上げる理由とは?]

需要が減少するにもかかわらず、紙の価格が上がる理由。最も大きな要因は重油などの燃料価格の上昇でした。

もちろん原油は、紙の材料ではありません。でも、紙の原材料であるチップからパルプを作る工程においても、パルプから紙を作る工程においても、高温高圧の蒸気を使用する工程が複数あります。そのためのエネルギーとして使われるのが重油です。意外に思われるかもしれませんが、紙の価格に占める燃料費の割合は想像以上に大きいのです。

 

[古紙価格の上昇も価格上昇に影響]

印刷・情報用紙の価格を押し上げるもう一つの要因が、古紙価格の上昇です。背景には、中国で古紙の需要が急速に伸びていることがあります。この影響で、古紙の輸出価格は2017年7月には過去最高値を記録し、その後も前年を50%ほど上回る水準が続いていました。

これに連動して、大手製紙会社の古紙の購入価格も、前年比で50%ほど高い価格となっているのです。

 

[パルプも物流経費も上昇]

日本は紙の原料であるチップの70%ほどを、オーストラリアや南米、インドネシアなどから輸入しています。これらの国の中には、短期間で伐採できる成長の早い木を植えるために、自然の森を破壊して、野生生物を絶滅の危機に追い込んでいるケースもあります。こうした背景から、植林・伐採を行う企業と地域住民との争いも生まれ、チップのコスト上昇の要因となっています。

また、物流経費も上昇しており、これも紙の価格を押し上げる要因となっています。

印刷・情報用紙だけでなく、ダンボールをはじめとする梱包資材も急速に価格が上昇しています。次回は、梱包資材高騰の背景をご紹介します。

 

いかがでしたか?

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