統計解析・AIを活用した商品の値決めやターゲット顧客の抽出
～店舗運営業務省力化の実証実験を開始～

実証実験のイメージ

東芝テック株式会社（以下「東芝テック」）と株式会社DTS（本社：東京都中央区　代表取締役社長　西田公一　以下「DTS」）は東芝テックの店舗システム「PrimeStore」、顧客情報システム「CSdelight」とDTSの「統計解析・AIでの分析サービス」を活用した、店舗運営業務の省力化の実証実験を、ドラッグストアの株式会社ケイポート（以下「ケイポート」）で開始いたします。

実証実験の概要

期間

2018年7月20日～9月30日

内容

従来、担当者が行っていた商品の値決めや販促効果が高い顧客の抽出業務などを、統計解析・AIにて行います。実証実験ではこのような手法で算出した値決めなどの活用による収益の変化を検証します。

実施店舗

ホテルエクセレント店 (東京都渋谷区恵比寿西1-9-5 エクセレントホテル1階)
雪谷大塚店 (東京都大田区南雪谷2-12-10)

実証実験の背景と東芝テックの取り組み

日本における少子高齢化、人口減少が進むことで人手不足が深刻化しており、小売業界でも業務の省力化へのニーズが高まっております。ドラックストアの店舗内業務においては、購買実績・販促効果の分析、商品の値決め、販促施策の検討に多くの人手がかかっており、業務の省力化が望まれています。東芝テックは、統計解析・AI技術を活用し、このような店舗業務を効率化することで、小売業界の課題解決を目指します。

今後の予定

2019年4月頃のサービス提供を予定しています。

株式会社ケイポートについて

ケイポートは、「地域1番店」を目標としたドラッグストアで、郊外の住宅地から都心のビジネス街に店舗展開しています。店舗数15店（2018年7月9日現在）、年商44億3,150万円（2016年8月期）。

株式会社DTSについて

DTSは金融や通信をはじめ、幅広い業種・業態のお客様にコンサルティングから設計、開発、運用、基盤構築まで、ITシステムに関わるさまざまなサービスを提供しています。
DTSの統計解析・AIを利用した分析サービスは、DTS自社開発のBIツールの製品開発やシステム導入で培った分析ノウハウをベースにして、お客様の課題解決に向けた分析サービスをご用意しています。