プレスリリース

スマートフォン・映像解析技術を活用したレジ業務無人化の実証実験

2019年2月25日
東芝テック株式会社
株式会社近商ストア

利用シーン
レジ業務無人化実証実験 運用イメージ

東芝テック株式会社(本社:東京都品川区 以下「東芝テック」)と株式会社近商ストア(本社:大阪府松原市 以下「近商ストア」)は、松原店、上本町店で、スマートフォン・映像解析技術を活用したレジ業務無人化の実証実験を実施いたします。

実証実験の概要

期間

2019年3月4日(月)~4月12日(金)

内容

  1. スマートフォンをPOSシステムとして利用
    レジアプリを搭載した専用スマートフォンを貸与し、買物顧客自身が商品登録(商品バーコードのスキャン)を行うことができるスマートフォンPOSを運用します。また買い物中には、スマートフォンへお買い得情報などをお知らせする販促機能の効果検証を行います。
  2. AIによる映像解析技術の活用
    映像をAIで解析する事で、レジに並ぶことなく商品登録ができるシステムをスーパーマーケット業態で検証します。また、映像からの詳細動作解析による不正検知、顔認証による不正抑止といったセキュリティ面への映像解析技術の応用の検証を致します。

*実証実験への参加者は近鉄グループ従業員および特別モニター会員に限定しています。

実施店舗

スーパーマーケットKINSHO 松原店(大阪府松原市上田3丁目6番1号ゆめニティまつばら内)
ハーベス 上本町店(大阪市天王寺区上本町6丁目5番13号上本町YUFURA内)

実証実験の背景と東芝テックの取り組み

日本国内の人手不足の深刻化に伴い、小売業界ではセルフレジなどの省人化へのニーズが高まっております。また実店舗ではAIやIoTの活用による効率化に加え、消費者に対する新たな購買体験の提供が求められております。
東芝テックでは、これまで培ったPOSシステムの技術と、AIの活用などの技術を組み合わせ新たなソリューションを創造し、小売業界の課題解決を目指します。

実証実験の背景と近商ストアの取り組み

新しいAI技術を使ったPOSシステム導入により深刻化する人手不足に対応しながら、お客様のレジ待ちストレスからの解消と映像解析技術と連動したリアル販促を搭載した豊かな購買体験の提供を目指します。

株式会社近商ストアについて

株式会社近商ストアは、近鉄沿線を中心にスーパーマーケットを展開する近鉄グループの企業です。
大阪、奈良、京都の3府県に合計37店(スーパーマーケットKINSHO25店/食品専門館ハーベス12店)。
売上高651億円(2017年度)。

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