プレスリリース

スマートフォン・タブレット・各種センサー技術を活用した
マイクロマーケット向け無人店舗の実証実験

2019年8月22日
東芝テック株式会社

東芝テック株式会社は、関係会社のティー・ティー・ビジネスサービス株式会社が運営する『オーバルコート大崎マークイースト事業所内売店』にて、スマートフォン・タブレット・各種センサーを活用したマイクロマーケット(小規模商圏)向け無人店舗ソリューションの実証実験を実施いたします。

実証実験の概要

期間

2019年8月23日~2020年3月31日(予定)

対象

東芝テックグループ従業員
マイクロマーケットにおける店舗運営を省人化・無人化するためのさまざまな購買体験、AI・IoT技術導入の実証実験を行います。

  1. ① スマートフォンを利用したセルフレジ
    利用者のスマートフォンに専用のレジアプリおよび電子レシートアプリをインストールし、利用者自身で商品登録(商品バーコードのスキャン)を行うことができるスマートフォンレジでの運用を行います。
    決済は、レジアプリにあらかじめ登録した従業員情報より、給与引き去り処理の連携を行うことでウォークスルーでの決済を実現します。
    レシートは、東芝テックの既存サービスである電子レシートアプリ『スマートレシート』に出力されます。
  2. ② タブレットを利用したセルフレジ
    レジカウンターに設置されたタブレットで、利用者自身でバーコードをスキャンし商品登録、決済は、従業員証での給与引き去り(キャッシュレス)または会計機での現金での支払いに対応します。
  3. ③ 各種センサー・カメラを利用したフリクションレス体験
    各種センサー・カメラにて商品認識と利用者を特定することにより、商品をレジで登録する行為をなくし、ウォークスルー決済と合わせフリクションレスな購買体験を実現します。
    (2019年9月よりデータ収集・検証開始予定)
  4. ④ AIを活用した不正検知
    無人店舗の運営で必要となるセキュリティー面に関して、カメラ映像のAI解析によりデータ化された来店者の行動情報とPOS取引データを突合し、来店者の詳細行動の検知、不審・不正行動の特定を行うセキュリティーサービスの有用性を検証します。

実施店舗

東芝テック株式会社 オーバルコート大崎マークイースト事業所内売店

実証実験の背景と東芝テックの取り組み

日本における少子高齢化、人口減少が進むことで依然、深刻化している人材不足を背景に、近年ニーズが高まってきているオフィスビルや工場内といったマイクロマーケット(小規模商圏)向けの無人店舗ソリューションの商品化を進めてまいります。
東芝テックでは、先進技術とPOSシステムのノウハウを活かし、人手不足の解決に加えて、利用者にとっても快適な買い物環境の実現を目指します。

運用イメージ
運用イメージ1 運用イメージ2


将来構想イメージ
将来構想イメージ

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