プレスリリース
業務用タブレット「TBL-300シリーズ」の発売について
~堅牢性に優れたスタイリッシュなタブレット~
2020年3月16日
東芝テック株式会社
業務用タブレット「TBL-300」(RelaxOrder搭載時)
東芝テック株式会社は、業務用タブレット「TBL-300シリーズ」を2020年6月に発売いたします。
TBL-300シリーズは、ご好評いただいている当社飲食店向けセルフオーダーシステム「RelaxOrder」用タブレット「TBL-200シリーズ」の後継機種となります。業務用タブレットとして不可欠である、堅牢性を継承しつつデザイン性、機能性を向上させました。
本商品は、飲食店向けセルフオーダーシステムRelaxOrderの他に、量販店向けカート型セルフレジ「ピピットカート」にもご利用いただけます。その他、量販店の混雑時の前捌き端末、飲食店の受付用端末、バックオフィス用端末など、様々な用途にご利用いただくことができます。
飲食店向けセルフオーダーシステムRelaxOrderでTBL-200をご使用中のお客様は、システムのソフトウエアをバージョンアップすることにより、TBL-200とTBL-300を店舗内で混在させてご使用いただけます。
背景
流通小売業や飲食業では人手不足が大きな課題となっており、解決策として、飲食業におけるセルフオーダーシステムやスーパーマーケットでのカート型セルフレジなどへの注目が高まっています。
セルフオーダーやカート型セルフレジで使用するタブレットは、使用環境・頻度・期間により堅牢性、長期供給が不可欠な要素となります。
このような背景により、堅牢性に優れ、様々な用途に対応でき、長期供給が可能な業務用タブレットを開発しました。
消費者のメリット
本商品を活用した飲食店向けセルフオーダーでは、お客様が希望されるタイミングで簡単にオーダーできるというメリットが、またスーパーマーケットでのカート型セルフレジでは、レジカウンターに並ぶことなくお会計がスピーディに完了できるメリットがあります。
カメラ・マイクを搭載したことにより、画像認識によるレコメンドや音声認識オーダーなどお客様のサービス向上につながる拡張性が高まりました。
「TBL-300シリーズ」の特長
- 高い堅牢性
- 1.2mの高さからの落下テストをクリア。(*当社試験条件による)
- 防塵、防滴規格は、IP54に対応。
- スタイリッシュなデザイン
- 持ちやすさを追求した、薄くて軽いボディを実現しました。(質量当社従来機比:85%)
- テーブル設置用のクレードルは、コンパクトで限られたスペースにも設置ができます。
- 機能性の向上
- バッテリーは、満充電で約8時間動作可能です。オプションの大容量バッテリーを搭載すれば、約12時間の動作が可能。電源工事ができない場所での長時間使用が可能となります。
- バッテリーは、パック方式ですので予備用バッテリーを準備し、交換することにより、更なる長時間運用が可能です。
- マイクとスピーカーを搭載したことにより、音声認識オーダーなどに活用できます。
- カメラ搭載(前面及び背面)により、値割引券・クーポン券の読み取りや、テーブルの状況を撮影し、空いた皿やグラスを検知し、レコメンドなどに活用できます。
- 長期供給・サポート
- 短期間でモデルチェンジすることがありませんので長期安定供給、およびサポートが可能により安心してご導入いただけます。
「TBL-300シリーズ」の発売概要
◇商品名 :業務用タブレット 「TBL-300シリーズ」
◇発売日 :2020年 6月
◇価格 :本体価格 270,000円~(税抜き)
◇発売地域 :全国
◇販売予定数 :約100,000台/5年間
◇販売ターゲット:国内 飲食店/量販店
「TBL-300シリーズ」の主な仕様
項目 | 仕様 |
---|---|
サイズ | W280×H190×D17.8(mm)(突起部除く) |
質量 | 約795(g) |
画面サイズ | 10.5型 |
満充電での 駆動時間 |
8時間(12時間:オプション大容量バッテリー装着時) *当社 試験条件による |
バッテリー交換 | 可能 |
防塵・防滴性能 | IP54 |
オプション | 予備用バッテリー、大容量バッテリー、クレードル、集合充電器、カードリーダー |
「TBL-300シリーズ」の環境配慮事項
1)資源の有効利用
本体の機構を再構築して、部品の小型・軽量化の取り組みにより、前機種(TBL-200)と比較して本体の質量は、約15%削減しました。また、リサイクルを容易にするために、25g以上のプラスティックに材料表示を行っています。
2)化学物質管理の徹底
廃棄後の環境負荷を減らすために、筐体プラスチックにハロゲンフリー材を使用することにより、 臭素を削減しました。
東芝テックは、製品のライフサイクル(部品、部材調達→製造プロセス→流通→お客様のご使用→使用済製品のリサイクル)について開発・設計段階より環境設計アセスメントを実施しています。
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