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紙の雑学

水に溶ける紙、水に溶けない紙、それぞれの特性で、大切な役割を果たします。

紙にはそれぞれ用途に合わせた特長があります。水に溶ける紙、水に溶けない紙もその一つ。溶けやすいからできること、溶けにくいからできること、それぞれの役割をしっかりと果たしています。

目次
  1. 水に溶ける紙、水に溶けない紙、その代表は?
  2. クラウドファンディングで現代に蘇った大福帳
  3. まとめ

水に溶ける紙、水に溶けない紙、その代表は?

水に溶けやすい紙の代表はトイレットペーパー。似た風合いでも、溶けにくいのはティッシュペーパー。トイレに流すと紙詰まりの原因にもなります。

「溶ける」といっても、塩が水に溶けるのとは違って、紙の繊維がバラバラになるということですね。トイレットペーパーは、水に浸すと「溶ける」機能で大切な役割を果たしています。

本当に溶けるようにバラバラになる水溶紙

トイレットペーパーよりも、もっと素早く「溶ける」紙もあります。それが水溶紙です。水溶紙はとても分解しやすく、水に入れると文字通り溶けるようにバラバラになっていきます。

プリンタ用の水溶紙も販売されており、機密情報の印刷などに用いられています。ただし、とても繊細な紙ですから雨に濡れたりすると、バラバラになって印刷したものが読めなくなったりします。

溶けない紙で記録を守った大福帳

大福帳は江戸時代の商家で使われた帳簿で、客の名前や掛け売りの代金を書き込んだものです。江戸時代の商いは掛け売りが中心。お金に関わる大切な記録であるため、商家は火災に見舞われると、大福帳を守るために井戸に投げ込んで、焼失を免れたといいます。

大福帳は、和紙にこんにゃくの粉をすき込み、水に強く作られていたのです。墨文字は水に濡れても消えませんし、和紙は乾かせば元どおり。溶けない工夫が大切な記録を守ったのです。

クラウドファンディングで現代に蘇った大福帳

この大福帳が、クラウドファンディングで現代に蘇ったというニュースが今年報じられました。ただし使われた紙は和紙ではなくクリーニングタグに使われる「耐洗紙」。

クリーニングに出した服には、番号やバーコードが印刷されたクリーニングタグがステイプラー留めされて戻ってきますよね。洗っても、高温高圧でプレスされても、溶けないし形も崩れないタフな専用紙です。これまではクリーニングタグとしてしか市場に出回ってきませんでした。その耐洗紙が、水にも熱にも強いメモ帳としての、新しい用途を得たというわけです。

まとめ

いかがでしたか?
仕事のほとんどをパソコンで行う現代、手書きのメモをタフなノートに残すのもまた楽しいかもしれません。

紙をくり返し使って簡単に用紙を削減する方法があります。

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