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ペーパーレス

オフィスのペーパーレス化はタブレットとともに?

2010年から11年にかけて、一般向けのタブレット端末が相次いで発売されました。ノートPCよりも薄型で軽量、低価格化も進んだことから注目を集めました。パーソナルユースだけでなく、ビジネスに活用するケースも拡大。それとともに、文書をタブレットで閲覧するニーズも増えていき、ペーパーレス化は新しい時代を迎えました。

目次
  1. オフィスのペーパーレス化はWWWとともに
  2. ビジネス、パーソナルともスキャナーに注目が
  3. まとめ

オフィスのペーパーレス化はWWWとともに

インターネットが普及し、World Wide Web、つまり世界中のサーバーで公開されている文書を、ウェブブラウザを利用して閲覧できる仕組みが登場した1990年代中頃、オフィスのペーパーレス化は最初の大きな変革期を迎えました。 企業内のネットワークもIP*とWebの技術を応用したイントラネットが一般化し、操作性に優れたパソコン向けワープロソフトも次々に登場し、文書をパソコンで制作することが当たり前になっていきました。ペーパーレス化が叫ばれながらも、文書は紙が基本でした。

*インターネットプロトコル

第二の変革期はタブレットの普及とともに

タブレットは当初、音楽や動画、映画などを楽しむための端末として評価されていました。しかし次第に、さまざまなアプリケーションを実行する環境を備えるようになり、これまでにない高精細なモニターや長時間利用できるバッテリー容量で人気を集めていきました。 それまでも高価なタブレットPCや、読書に特化した電子ブックリーダーが販売されていましたが、タブレットの登場で、モニター上で書籍や文書を読む時代が一気に拡大したのです。

守りのペーパーレスから、攻めのペーパーレスへ

それまでの文書の電子化が、「書庫を占領した文書を減らすための守りのペーパーレス」だったとすれば、タブレットの登場以降は、「モニターで文書を読むための攻めのペーパーレス」へと変わりました。 カバンに入りきらないほどの大量のマニュアルやカタログも、タブレット端末に保存できるため、持ち運びに苦労することはなくなりました。高精細なモニターで書類を見やすく表示できますし、細かい部分もピンチアウト操作で簡単に拡大できます。従来の紙ベースのワークフローに、大きな変革をもたらしたのです。

ビジネス、パーソナルともスキャナーに注目が

こうした変化にともなって、一躍注目を集めた周辺機器がドキュメントスキャナーでした。ビジネス用途としては複合機のスキャナーが、パーソナルユース向けには小型のドキュメントスキャナーが一気に普及したのです。 長期間保存しておきたい文書をスキャンする場合はもちろん、名刺やメモやレシートを気軽にスキャンすることが当たり前となりました。ドキュメントスキャナーがワークフローの重要な位置を占めるようになったのです。 いまでは当たり前になった、文書をスキャンして自由に使いこなすというワークフローは、タブレットが一般化する十数年前までは「未来」のビジネススタイルだったのです。

まとめ

いかがでしたか?
紙文書は、遠隔でアクセスすることや、他のドキュメントと結合することが困難です。でも、文書をデジタル化することでそうした作業が容易になりますし、さらには、動画や音声との融合も可能になります。タブレット端末の一般化は、紙文書をベースとしたビジネススタイルを、より軽やかなものとしたといえるでしょう。

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