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紙製品はもとより、活性炭や農業用マルチシート、さらにはエタノールまで作る日本の古紙再生技術は世界トップレベルかも!

古紙再生イメージ

江戸時代にはすでに、集めた古紙を浅草や千住付近で「漉き返し」て「落とし紙(トイレットペーパー)」として再利用していたという日本の古紙再生の歴史。その最新事情を探ります。

2020年までに古紙利用率65%にチャレンジ!

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〈古紙をさまざまな用紙に再生〉

新聞・雑誌、電話帳、コピー用紙や一般的な印刷用紙、ダンボールまで、さまざまな用紙に古紙が再生されています。
日本製紙連合会は、2011 年に「2015 年度までに古紙利用率64%の目標達成に努める」と目標設定しましたが、実際には2014年度にこれを達成。「2020年度までに古紙利用率65%の目標達成に努める」という新目標を設定しました。
64%から65%は、わずか1%の差。とはいえ限界に近づいた利用率をさらに伸ばすことは容易ではありません。

〈紙の再利用には社会システムの整備が必要〉

古紙の有効活用は資源の限られる日本にとって、避けて通れない道です。また、省エネや地球温暖化防止への貢献という観点からも重要です。
古紙利用率をさらに高めるには、古紙を確実にリサイクルルートに載せる社会システムづくりと、私たち一人ひとりの意識の向上も求められます。

紙以外への古紙利用もさかんに進められています!

古紙利用イメージ

〈複雑な工程を経て再生紙に〉

再生紙の製造工程は、古紙をパルプにするところから始まります。その後、ごみを取り除き、インクを抜いて漂白、そして紙に漉いていきます。こう書くと簡単そうですが、実際にはそれぞれの工程で複雑な、そして難しい処理が行われています。取り除いたインクも燃料として利用するなど、総合的な古紙再生技術は驚くほど進んでいます。

〈建築や農業用途にも〉

古紙は、紙としてリサイクルするだけでなく、コンクリート型枠や床材、住宅用断熱材などの、建築用の製品になったり、農業用マルチシートに加工されたりもしています。
一風変わったところでは、ペット用のトイレ砂にも利用されています。また、熱処理をして活性炭に加工して、床下調湿剤や園芸用の土壌改良剤などにも生まれ変わっています。古新聞、廃木材、樹皮や稲穂などを原料に、エタノールを製造する技術も確立されています。

いかがでしたか?
いまでは当たり前になってしまった、古紙の再利用ですが、新しい技術はどんどん開発されています。「古紙からこんなモノができるの?」という驚きの再生品も登場するかも知れませんね。