Toshiba 東芝テック株式会社

ムダをなくして、循環する未来へ。
Loopsとはじめる、これからのオフィス。

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消せるトナー第3世代は、万年筆の青インクに近い色に。
色だけでなく、すべてが新しいトナーの秘密に迫ります。

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新開発のハイブリッド機では、消せるトナー専用機のLoopsと比較して、画像形成装置を小型化する必要がありました。それに合わせてトナー自体も、より安定した画像を作れるよう開発する必要がありました。

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[帯電したトナーを感光ドラムに付着させる]

電子写真技術では、①感光ドラム全体を帯電させる、②レーザーで印刷データのパターンを感光ドラムに照射して「見えない電子の画像」を形成する、③摩擦により帯電したトナーを画像形成装置で「見えない画像」に付着させる、という工程を経て用紙に画像を転写し、④熱によりトナーを固定化します。

[小型の画像形性装置でも画像が安定するトナーを作る]

伊藤:ハイブリッド機とするために、これまでのLoopsと比較して画像形成装置のサイズを一回り小さくする必要がありました。小さくなった分だけ、帯電を安定させることが難しくなり、安定した画像を作ることが困難になります。そこで、トナーも新開発。トナーに添加する材料や配合比に工夫を懲らしました。

[3代目の消せるトナーは紺色に]

伊藤:初代の消せるトナーを開発してから、第2世代では青色をより濃くして、今回の第3世代消せるトナーでは、お客様の声を反映して紺色に近づけました。事務で使う文書は落ち着いた印象の方が好まれるようです。試作段階で、紺色になる成分の色味や配合量を変えたものをたくさん作り、試行錯誤して色を決めました。

[トナーの作り方も改良]

トナーは、樹脂や色材、ワックスなどの機能性材料を複合化した粒子です。3世代目の消せるトナーでは製造工程を見直し、数ミクロンのトナーの中に材料を最適配置する技術をさらに磨きあげ、小型の画像形成装置でも画像が安定するトナーを開発しました。

いかがでしたか?

トナーは数ミクロンの粉状の物体です。こんなに小さな粒ですが、その中にはさまざまな工夫や技術がぎっしりと詰まっているのです。

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伊藤 剛司 トナー開発

摩擦によってトナーに電荷をもたせることを前提として、システムが作られています。小型の画像形性装置でも、きちんとした画像を形成できるよう、要素技術も含めて2年間いろいろと工夫してきました。