注意事項

プリンタドライバをご使用になる上で「注意すること」を以下に記します。


インストール

プラグアンドプレイ時に、IP6500 が VT360 と認識されます。
プラグアンドプレイでIP6500を検出した時に、「VT360」と識別されますが、プリンタドライバは「IP6500」を指定してください。

ネットワークプリンタとしてインストールする場合、一旦ローカルプリンタとしてインストールした後、再度ネットワークプリンタとしてインストールし直してください。
ネットワークプリンタとしてインストールすると、プリンタドライバで使用するすべてのファイルがサーバ側からインストールされません。
使用するポートを LPT などに選択しローカルプリンタとしてインストールした後、再度ネットワークプリンタとしてインストールしてください。

Windows2000/XP 上で、スプール形式を選択する場合に「プリンタに直接印刷データを送る」を選択した場合は、スプール形式を RAW に選択してください。
通常は、「スプーリングして印刷する」を選択しますが、「プリンタに直接印刷データを送る」を選択した場合、「プリントプロセッサ」ボタンをクリックして表示されるダイアログの「既定のデータ」リストでは「RAW」を選択してください。「RAW」が選択されていないと、「プリンタに直接印刷データを送る」に設定して保存できません。

アプリケーション

Microsoft Word2000からプリンタプロパティを開いて選択した用紙の向きを変更しても、変更できません。
これは、アプリケーションに依存した現象として確認しています。用紙の向きは、プリンタフォルダからプリンタドライバのプロパティを開いて設定してください。

ネットワーク

ネットワークプリンタから情報を取得する場合は、ネットワークプロトコルに TCP/IP を使用してください。
TCP/IP以外の NetWareやNetBIOS環境でネットワークプリンタとしてプリンタを使用した場合、プリンタから情報を取得することができません。TCP/IP のネットワーク環境以外では、印刷はできますがプリンタから情報を取得することはできません。ネットワークは、TCP/IPをお使いください。NetBIOS over TCP の環境は可能です。

その他

用紙を追加した直後にテスト印刷する時は、「適用」ボタンをクリックしてください。
プリンタドライバのプロパティを開いて用紙を追加した直後にプリンタプロパティ上の「全般」タブからテスト印刷する時は、「適用」ボタンを必ずクリックしてください。「適用」ボタンをクリックしないと追加した用紙が保存されない為、正しく印刷することができません。

用紙情報を登録・変更して保存する場合は、プリンタフォルダからプリンタプロパティを開いてください。
アプリケーションからプリンタプロパティを開いて用紙情報を変更しても、プリンタフォルダから開くプリンタプロパティには反映されません。アプリケーションから開いて設定変更したものは、一時的に印刷に反映されるだけです。

印刷中にエラーが発生した時は、前後に印刷した用紙をご確認ください。
エラー発生前に印刷した用紙がエラーリカバリー後にも印刷される場合があります。
印刷途中で「エラー」になると、「その用紙は印刷完了していない」ということでエラーの状況が回復された後、エラーになった用紙の印刷内容が失われないようにプリンタは再印刷を試みます。しかし、印刷内容によっては正常に印刷された用紙が結果的に2枚排出される状態になることがあります。

これは、用紙のレイアウトに偏りがある場合は顕著です。例えば、用紙の先頭(プリンタから排出されるときプリンタから遠い部分)だけ印刷パターンがあって、用紙の後ろの方(プリンタに近い側)に空白がある場合が、これに当てはまります。

印刷すべき部分の印刷が全て印刷し終わっていても、プリンタは用紙の最後の部分が印刷ヘッドを通過し終わるまで印刷が完了したとみなしません。ちょうど、このタイミングでエラーが発生した場合は、一見正常に印刷されたと見える用紙が2枚になってしまいます。このような状況になっていないか、エラー発生の前後で印刷したページを比較し、重複しているならば、最初の用紙を破棄してください。

用紙がカットされない場合があります。
逆に、用紙の先頭の方でエラーが発生した場合、同じ用紙が重複することはありませんが、エラーが発生した用紙の直前の用紙の後端がカットされない場合があります。

これは、印刷ヘッドとカッターの位置にずれがあるために発生します。用紙がカットされるタイミングは、次の用紙を印刷中に前の用紙がカット位置まで搬送された時にカットされますが、前の用紙がカット位置に到達する前に「エラー」になると、エラーが発生した用紙の直前の用紙の後端はカットされません。お手数ですが、はさみなどを使ってカットしてください。

「カッタージャムエラー」が発生した場合は、印刷した用紙をご確認ください。
用紙を傷つける場合があります。
用紙をカットし終わったタイミングで「カッタージャムエラー」になった場合は問題ありませんが、用紙をカット中に「カッタージャムエラー」になった場合、無理に用紙を引き出すと、印刷済みの用紙を傷つける場合があります。用紙の取り出しは慎重にお願いします。万が一用紙を破いてしまった場合、プリンタ単体でリカバリーすることは出来ませんので、もう一度アプリケーションソフトを使って再印刷を行っていただくようお願いします。

尚、一般的な使用状態で、カッタージャムエラーが発生することは稀なことです。もし、頻繁にカッタージャムエラーが発生する場合は、お買い求めの販売店までご連絡してください。
[Back]