ドキュメントから用紙のカットを指示する方法

対象プリンタ プリンタが印刷した用紙をカットする方法には、プリンタドライバに登録している用紙のカット有無を設定する方法と、印刷するドキュメントにカット指示を記入する方法の2通りあります。2つの違いは以下の通りです。

できること メリット
プリンタドライバに登録した用紙にカット有無を設定する 「カット有無」、「指定ページ数毎にカットする」など。他の機能はプロパティ一覧:オプション項を参照してください。 印刷するドキュメントに関係なく、使用する用紙にカット機能を設定できる。
印刷するドキュメントにカット指示を設定する カットしたいページをカットできる。 プリンタドライバに登録している用紙のカット機能は使用しないで、ドキュメントから自由にカット指示を設定できる。

カット指示文

カットしたいページ内に、<cut here=on/> の文字列を、TP Printer Ctrlフォントで記述します。 データ文字列の前後に、スペースやその他の文字を「TP Printer Ctrl」フォントで記述しないでください。

設定方法

ドキュメントから用紙のカットを指示する例として、1ページ目と4ページ目をカットする方法を説明します。
  1. プリンタドライバのプロパティを開いて、印刷に使用する用紙のカット機能をOFFに設定します。
  2. アプリケーションが使用するプリンタを TP4030C / TP4040C / TP4060C に選択します。
  3. カットしたいページに、このページをカットするを意味する文字列として「<cut here=on/>」を1行で入力します。
  4. 「<cut here=on>>」を選択し、フォント種を「TP Printer Ctrl」に設定します。このフォントは、プリンタに「TP4030C / TP4040C / TP4060C」を選択している時のみ、フォントリストに表示されます。

  5. 印刷すると、プリンタはページ内に「TP Printer Ctrl」フォントで書かれた「<cut here=on/>」があるページの終端をカットします。
  6. プリンタは、「TP Printer Ctrl」フォントで書かれた「<cut here=on/>」を印刷しません。

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