2020.12.04

新宿区立四谷小学校への「出前授業」実施

東芝テックグループでは、CSR活動の一つとして「出前授業」を行っています。出前授業とは、文字通り「授業を出前する」こと。小学校や中学校で、先生から教科書に沿って授業を受けるのではなく、「企業が出向いていき、授業という形で学校に出前する」活動です。
2020年1月、東京都新宿区立四谷小学校の5年生の皆さんに実施しました。

社会の授業で「情報」について勉強する5年生の皆さんは、世の中でどのような「情報」がどのように活用されているのか、コンビニをターゲットにして学習を進めています。それを踏まえ、「コンビニ以外にも多くの販売業に関わるところでPOSレジが使われており、POSレジで集められたあらゆる情報がどのように活かされているのかを子どもたちに教えたい」というリクエストを学校の先生からいただきました。今回は、それに応じたプログラムを組み、授業を行いました。

現在はほとんどすべての商品にバーコードがついています。そのバーコードには意味が隠されているということや、そのバーコードの仕組みについて解説。皆さんにも実際に見て確認してもらいました。そこで集められた商品情報や顧客の情報を分析することで、メーカーやお客様の役に立つサービスを提供できることもお伝えしました。
後半では、POSで集められた情報がどのように活かされ、これからどのようになっていくのか、RTJ(リテールテックジャパン:流通業界向けの展示会)に出展した際の当社シアター映像を使いながら解説し、最後には実際にレジにも触れてレジ体験をしてもらいました。子供たちはみな興味を持ってレジ体験に参加しており、身近なところにあふれている情報がどのように活用されているかを、楽しく学べたのではないかと思います。

当社グループは、これからも社会貢献活動の一つとして出前授業を継続していきます。

実際にレジに触れて体験
バーコードの仕組みも確認