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セルフオーダーシステムは人手不足解消の切り札!

2018年12月07日飲食店 人手不足解消

注文パネルのイメージ

ここ数年、飲食サービス業界は人手不足か深刻化しています。厚生労働省の労働経済動向調査によると、産業別のパートタイム労働者の過不足判断DI(「不足」と回答した事業所の割合から「過剰」の回答の割合を引いた値)は、「宿泊業・飲食サービス業」が56ポイントと最も高い状態が続いています。全体の平均と比べても2倍近い数値です。人手不足によって時短営業を余儀なくされ、最悪の場合は店舗を閉鎖するケースもあります。

流通業全体が人手不足の図
流通業全体が人手不足の図

飲食サービス業界の人手不足解消の強い味方として注目されているのが、飲食店向セルフオーダーシステムです。これは、店舗を訪れた人が自分で頼みたいものを注文するためのシステムです。現在は、タッチパネル式のセルフオーダー端末の導入が進んでいますが、食券制の食堂もその一例です。店舗側はテーブルに注文をとりに行く手間が省けるので、少ない人数で運営することが可能になり、人件費削減が期待できます。同時にオーダーミスの削減につながります。例えば、料理の数を間違えたり、運ぶべきテーブルを間違えたり、飲食店などで起こりがちなヒューマンエラーを解消できる利点があります。

少ない人数で効果的な店舗展開を実現する
少ない人数で効果的な店舗展開を実現する

セルフオーダーシステムの導入効果は多岐にわたります。その一つは、店舗の運用コストを削減できることです。例えば、一人当たりの人件費は、時給で900円、日給で7,200円くらいかかります。一方、セルフオーダーシステムのリース代金(目安:20テーブル)は、1時間換算で313円、1日換算で2,500円です。そのうえ、求人広告費や従業員の教育費用なども軽減されるので、その差は歴然です。もう一つの導入効果は、セルフオーダーシステムはいつでも気軽に追加注文ができるため、一人当たりの客単価がアップすることです。実際、大手居酒屋チェーン店では、年配男性客の客単価が4,000円から5,000円にアップした事例もあります。

少ない人数で効果的な店舗展開を実現する
少ない人数で効果的な店舗展開を実現する

セルフオーダーシステムは、顧客の満足度アップにも寄与します。具体的には、「店員さんを呼ばずに注文できるので便利」「自分たちのペースで気軽に追加注文できる」「メニュー操作も簡単で楽しい」といった意見が寄せられています。一方、店舗のスタッフは余裕を持ってより丁寧に接客できるようになり、多言語対応によって外国人も受け入れやすくなります。

余裕のある接客で顧客満足度アップに寄与!
余裕のある接客で顧客満足度アップに寄与!
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