入出荷検品から棚卸業務まで、もっと便利になった「RFLogispert」

2020年08月27日専門店 製造業・物流業 人手不足解消 棚卸

入出荷検品から棚卸業務まで、もっと便利になった「RFLogispert」

メーカーからの入庫や店舗への出庫、そして店舗からの返品などで行う入出荷検品の省力化は、商品管理業務における大きな課題です。その手間を大幅に減らす方法として注目されているのが、微小なICチップを組み込んだタグを利用するRFIDソリューションです。
RFLogispertは、既存の倉庫管理システム(WMS)と接続し、商品管理の一連の作業を効率化・一元管理するRFIDソリューションです。短期間で導入が可能なパッケージシステムであり、商品データを変換しWMSとの接続を行うRFIDサーバ&アプリとデータ読み取り用端末の組み合わせで運用されます。

既存のWMSシステムとRFIDシステムとの接続により、短期間での導入が可能
既存のWMSシステムとRFIDシステムとの接続により、短期間での導入が可能

RFLogispertは2020年春のアップデートによりすべての機能が使えるようになりました。既存の倉庫管理システムとスムーズに連携し、入荷予定データや出荷実績との突合せ検品を行う「入荷」「出荷」検品機能「棚卸」「読取」「探索」機能に加え、「入庫」「ピッキング」機能が利用可能になりました。さらに入出荷検品においてはハンドリーダのほか、ウォークスルー型や自動搬送型RFIDトンネル式ゲートリーダとの連動も可能です。

機能一覧(Android×UF-2200)
機能一覧(Android×UF-2200)

新しく搭載されたピッキング機能を具体的に見ていきましょう。まず注目したいのは、ピッキング作業の効率化です。従来のピッキング作業は、紙のピッキング指示書を確認しながら商品を探し、ハンディターミナルで、タグのバーコードを読み取るという手間のかかる作業でした。RFLogispertは、スマートデバイス端末の画面に表示されたピッキング指示リストの商品をカートに取り付けたハンドリーダの上を通すだけで作業は完了します。また、商品が見当たらない場合は、RFIDを使った「探索」画面へ遷移することも可能なので、従来よりもスピーディーに商品をピックアップすることが可能です。

RF ピッキング機能のシステム概要
RF ピッキング機能のシステム概要
ピッキング機能のスマートデバイス端末画面イメージ
ピッキング機能のスマートデバイス端末画面イメージ

RFLogispertで高評価をいただいている機能が「棚卸」機能です。これまで人的リソースに頼るほかなかった棚卸作業の大幅な省力化を可能にします。RFIDハンドリーダにて倉庫内の商品在庫データ(理論在庫)に基づき棚卸を行います。ある小売店の事例では、常時数千点ある在庫を3、4名のスタッフが1日掛かりで行っていました。RFIDハンドリーダによる棚卸作業なら30~40分ほどで終了できることがわかりました。
RFLogispertは、物流現場で重要な業務「入出荷・入庫・ピッキング・棚卸・探索」に特化したRFIDソリューションです。在庫管理業務の効率化はもちろん、在庫精度の向上に貢献し、人手不足に直面する物流業界において、作業スタッフの負荷を劇的に軽減する事を目標に今後も更なる機能改善に努めてまいります。

棚卸機能のシステム概要
棚卸機能のシステム概要

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