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ビジネスへのタブレット活用で求められる“MDM”ってなに?

2018年01月25日オフィス 資産管理

タブレットのイメージ

タブレットなどのモバイル端末のビジネス利用が進んでいます。その第一の魅力はなんといっても持ち運びの容易さ。ノートPCの場合、軽さを売りにするモデルでも1㎏前後あることが一般的ですが、タブレットはその半分ほどの重量のモデルも多数登場し、多くはメールのやり取りからWebサイトの閲覧、Officeファイルの簡単な編集までスムーズにこなせる機能を備えています。

軽さがタブレット第一の魅力の図

当初、タブレットの普及は、外出が多い営業担当などを中心に進みました。しかし現在、タブレットは流通や物流、福祉、各種メンテナンス業など、さまざまな業務の現場で普及が進んでいます。
例えばデスクワークの時間が限られ、従業員が広い店内を動き回ることが多いスーパーマーケットでは、全従業員に配付したタブレットが、本部からの情報伝達の迅速化やビジネスSNSを活用した従業員間の情報共有促進などに役立てられています。

今後タブレット普及が進む分野の図

このようなPCの代替だけに留まらない活用は、タブレットの操作がスマートフォンの延長上にあることも関係しています。スマートフォンは今、中高生から高齢者まで幅広い世代に普及しています。そのためPCと違い、キーボード操作が不慣れな人にも受け入れられやすいという特長を備えているのです。上記のスーパーマーケットの事例において、ITリテラシーが特別高いわけではないパート従業員が、自店の商品陳列の工夫を写真に撮り、SNSにアップするという一連の流れをスムーズに行える理由もそこにあります。

スマートフォンとタブレットの図

タブレットは導入にあたり注目したいのはその管理です。まず注目したいのが、紛失・盗難時の情報漏えい対策。対策としては、紛失や盗難が判明した際に即座にリモートで操作をロックしたり、端末を工場出荷時の状態に戻すリモートワイプが行える体制を整えることが効果的です。

タブレット活用の図

不要なアプリインストールの制限も課題の一つ。タブレットは多様なアプリを自由にインストールできますが、業務にそぐわなかったり、システムに危害を及ぼしかねないアプリも数多く存在します。持ち歩きが前提になるタブレットは、こうしたアプリのインストールやOSバージョン管理などをリモートで行う仕組みが求められます。

MDMモバイル端末の図

これらの機能を備えるツールがMDM(Mobile Device Management)です。モバイルデバイス管理ツールとも呼ばれる同ツールは、企業がモバイル端末の安全な運用を図る上で不可欠なものになっています。

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