お客様の心をつかむスマホ撮影術
人物を魅力的に撮る

2024年6月24日

お店づくりトピックス

■業種・業態:物販店・衣料店  
■キーワード:SNS/スマホ/スマートフォン/ローアングル/ズーム/カメラ目線

お客様の心をつかむスマホ撮影術

お店の情報をSNSなどにアップする際にも活躍するスマートフォン。誰でも手軽にキレイな写真を撮影できますが、ちょっとしたコツを習得すると、さらにお客様にアピールできるワンランク上の写真を撮ることができます。

スマホを構える位置に注意し、自然な表情を捉える

人物の写真は、表情や髪型、撮影アングルやポーズ、背景などによって印象が大きく変わります。イメージ通りの写真を撮るには、ポーズや場所などを変え、いろいろなパターンで撮影してみることをお勧めします。

全身を撮影するときは、スマホを目の高さではなく、相手の胸から腰ぐらいの位置に構えると、上半身と下半身のバランスがとれ、スタイルよく写せます。撮影場所が十分に広ければ、少し離れた位置からズーム機能を使うと、画面周辺部の歪みも抑えられます。体型を細く見せたい場合は、真正面からではなく、やや斜めの角度から撮影します。

人物写真は動きがあると、格段に印象がよくなります。相手に自由に動いてもらったり、ファッション雑誌などを参考にポーズをとってもらいましょう。笑顔や自然な表情を撮りたいときは、話しかけながら撮影するのがポイントです。

背景も写真の印象を左右します。店内で撮影する場合は、よいイメージが伝わる場所を選び、写したくない「不要なもの」を片づけてから撮影しましょう。

NG

NG

スマホを相手の顔の位置に構えて撮影しているため、頭が大きく、足が短く写っている。背景も雑然としているように見え、人物が引き立たない。

OK

OK

スマホを相手のヘソの位置で構え、4メートルほど離れてズームで撮影すると、上半身と下半身のバランスがとれる。商品の持ち方などで動きを出すことで自然な印象になる。

POINT1スマホを低い位置に構える

全身を写すときは、スマホを相手のヘソぐらいの位置に構える。さらに低いローアングルで写すと、足がより長く見え、堂々とした印象になる。足が中途半端に切れないよう注意。

POINT2バストアップはズームを使う

商品紹介などで、商品を持った人物の上半身だけを写す場合は、1メートル以上離れ、ズームで拡大して撮影する。スマホを近づけすぎると、顔が中心部から膨らんだように写ってしまう。

POINT3人物+商品はカメラ目線の笑顔で

ポイント2と同様、スマホが被写体に近いと、手に持った商品も実際より大きく写ったり、形が歪んだりして、正確なシルエットが伝わらない。少し離れてズームを使うとともに、商品に影ができないよう、明るい場所を選んで撮影する。商品の良さを伝えるには、スタッフの表情も大切。カメラ目線の明るい笑顔で写るようにする。

カメラ目線の笑顔

※当記事は2022年10月時点のものです。
時間の経過などによって内容が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。