お客様の心をつかむスマホ撮影術
イメージに合わせて背景を選ぶ

2024年9月25日

お店づくりトピックス

■業種・業態:衣料店・飲食店  
■キーワード:SNS/スマホ/スマートフォン/背景/バック/背景紙

お客様の心をつかむスマホ撮影術

お店の情報をSNSなどにアップする際にも活躍するスマートフォン。誰でも手軽にキレイな写真を撮影できますが、ちょっとしたコツを習得すると、さらにお客様にアピールできるワンランク上の写真を撮ることができます。

背景の色や素材を工夫し、商品を魅力的に見せる

商品を撮影する際に大切なのが「背景」です。まず、写したい画面の中に余計なものが写り込まないよう注意します。

テーブルの奥行きがない場合は、被写体の下に背景紙と呼ばれる大判の紙を敷き、紙の奥側を少し持ち上げて撮影します。こうすることで、低いアングルで撮影しても画面上で背景が切れるのを防ぐことができます(下図参照)。

商品そのものをきちんと見せたい場合は白い背景紙を使うのが基本ですが、イメージカットとして使いたい場合などは、被写体の色や素材などに合わせてカラフルな背景紙を選んでもよいでしょう。

背景紙は専用のものが売られていますが、模造紙やケント紙などで代用できます。被写体によっては、和紙や布などを利用するという方法もあります。また、背景紙を使わず、商品のイメージに合わせて、大理石やタイル、コルク板など、様々な素材の上で撮影すると、見る人の目を引きつける印象的な写真になります。

背景紙なし帽子
テーブルの汚れや反射が気になるだけでなく、余計なものが写り込んでおり、煩雑な印象
白景紙帽子
背景が写り込むことなく、白以外ならどんな色の商品でも引き立つ。商品を客観的に見せたい場合などに
色バック帽子
カラフルな背景紙は色の個性が商品のイメージに影響する。赤系や黄色系は暖かで鮮やかな、青系や緑系は冷たく落ち着いた雰囲気になる
黒バック帽子
重厚感があり、シックな雰囲気。貴金属やガラス製品などに使うと、高級感を演出できる

背景紙以外を使う

料理の写真など、イメージカットとして使いたい場合は、ランチョンマットやグラスなどの小道具で演出し、背景となるテーブルなどの素材を生かして撮影

背景紙以外

背景紙の使い方

壁に寄せたテーブルの上に、弧を描くようゆるやかにセットし、上部を壁にテープなどで留める。狭い場所や真横からのアングルで撮影したいときに便利

背景紙の使い方について

※当記事は2024年01月時点のものです。
時間の経過などによって内容が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。