お客様の心をつかむスマホ撮影術
商品を上手に撮るための必須アイテム

2024年6月24日

お店づくりトピックス

■業種・業態:小売業  
■キーワード:SNS/スマホ/スマートフォン/三脚/レフ版/背景紙

お客様の心をつかむスマホ撮影術

お店の情報をSNSなどにアップする際にも活躍するスマートフォン。誰でも手軽にキレイな写真を撮影できますが、ちょっとしたコツを習得すると、さらにお客様にアピールできるワンランク上の写真を撮ることができます。

コストを抑えて、 プロ並みの写真を撮る

スマホによる撮影をスムーズに行ったり、失敗しない写真を撮るために揃えておきたい必須アイテムを紹介します。

その一つが三脚。手ぶれを防ぐだけでなく、アングルを決める際にも便利です。スマホ専用の三脚なら千円台という手頃な価格で購入できますし、百円ショップで販売している場合もあります。

光を反射させ、被写体の明るさをコントロールするレフ板も揃えておきたいアイテムの一つ。大きめの白い紙やプラスチックボードなどで代用できますが、二つ折りや三つ折りのものであれば立てて置くことができ、一人で撮影するときに重宝します。これも簡易的に使うものなら、百円ショップで入手できます。

そして3つ目が、物撮りに欠かせない背景紙。グラデーションの入ったプロ仕様のものから、大理石やタイルなどを模したシートまで、様々なものが売られています。百円ショップで手に入るものもあるので、 被写体に合わせて選びましょう。

三脚の画像

三脚

左は三脚の足がフレキシブルに曲がるため、多少不安定な場所にも設置できる。右は支柱部分を伸ばすことで、自撮り棒としても利用可能

レフ板の画像

レフ板

百円ショップで入手可能。キッチンコンロの汚れ防止に使うアルミ製の「油はねガード」でも代用できる

背景紙の画像

背景紙

背景紙も様々なサイズや色柄のものが売られている。被写体のサイズが大きい場合は、大判の布や模造紙などが便利

カウンターに並ぶお酒の瓶、テーブルに置かれた花、手書きのメニューボード

三脚は手ぶれを防ぎ、アングルを固定するのに欠かせないアイテム。背景紙は画面に余計なものが写り込まないようにするだけでなく、色や素材を変えることで被写体を引き立たせる役目がある。撮影時は窓から差し込む光によって被写体に影ができているが(左写真)、レフ板を使って光を反射させることで、全体を明るく撮影することができる

監修:小林大介(株式会社ブロウアップ)

※当記事は2024年4月時点のものです。
時間の経過などによって内容が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。