ターゲットフォーカス
最新トレンド用語からちょっと気になるあの言葉まで

2024年7月22日

お店づくりトピックス

■業種・業態:小売業  
■キーワード:トレンド/ぬいポーチ/グラブジャムン/没入感/オーソライズ/イモる

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最新トレンド用語からちょっと気になるあの言葉までお客様の心理や関心を読み解き、消費行動の決め手となる選りすぐりのキーワードをご紹介します。

いつでも“推し”と一緒にいられる専用ポーチ
【ぬいポーチ】

「アイドルやアニメキャラクターの推し活の必須アイテムといえば、缶バッジやアクリルスタンド、ぬいぐるみだ。「ぬいポーチ」はそのぬいぐるみを入れる専用ポーチで、イベント参加などの外出時に “推し”を入れて携帯することができる。中のぬいぐるみが見えるクリアタイプが主流で、推し色(イメージカラーやメンバーカラー等)が使用されているものなど、それぞれのこだわりに合わせて選ぶことができる。また、バッグにつけられるストラップ型や肩にかけて持ち運べるショルダータイプなどファッションコーデを考えた商品もある。

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脳がしびれる「世界一の甘さ」
【グラブジャムン】

インドではお祝いの場やお祭りのときによく食べられるという「世界一甘い」と話題のお菓子。ボール状のドーナツを甘いシロップに漬け込み、スパイスで香りづけしたもので、しばしば「脳がしびれるほどの甘さ」などと形容される。缶詰としても販売されており、ネット通販などでも購入できる。缶詰のものはそのままでも食べられるが、電子レンジで温めると甘みが緩和されてスパイスの香りが際立ち、食べやすくなるという人もいる。

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非日常に入り込めるコンテンツに注目
【没入感】

元々は他のことが気にならないほど対象に意識を集中していることで、英語の「immersive(イマーシブ)」という言葉でも表される。VR(仮想現実)ヘッドセットによって実際にその空間に入り込んだかのように感じる体験がイメージしやすいが、最近はリアルの場でも非日常的な没入感を重視したコンテンツが注目されており、2024年3月には、様々なアトラクションやショップで没入体験ができるテーマパークが東京・お台場に登場。その他、美術館や博物館、カフェ、企業内ツアーなどでも視覚や聴覚を刺激し、没入感を演出する例が出てきている。

ANOTHER FOCUS

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いまさら聞けないカタカナ言葉 「オーソライズ」

英語の「authorize」は「許可する」「認証を与える」という意味で、企業では取引先や上司、公的機関などからその仕事を進める許可を得る場合などに使われる。「経営陣のオーソライズなしにプロジェクトは進められない」

知っていますか?若者言葉! 「イモる」

オンラインゲーム発祥の言葉で、上京したばかりの田舎者=「イモ」に「る」を付けて動詞化。「おどおどしていること」「怖気づいていること」を意味する。「せっかくの楽しい合コンでイモるなよ」

 

「てっくぷらざ」2024年夏号 Vol.125より転載

※当記事は2024年5月時点のものです。
時間の経過などによって内容が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。