SkipOrder(スキップオーダー)導入事例

フードホールにおけるオーダー・決済・呼び出しがスマホ1台で完結
多言語メニューにも対応し、店舗・利用客の課題が一気に解決

株式会社京阪流通システムズ

京都タワーイメージ画像

1964年に開業したニデック京都タワーは、京都市内を360度見渡せる全長131メートルのランドマークタワーです。国内はもちろん、海外からも多くのお客様が訪れ、国際的な観光名所となっています。ニデック京都タワー内にある商業施設の京都タワーサンドは、1階は京都を中心とした土産・カフェ店、2階がワークショップ、そして地下1階がフードホールになっており、たくさんのお客様で日々にぎわっています。

※2024年11月時点

SkipOrder

  • 導入時期

    2024年10月

  • 導入目的

    フードホールを楽しんでいただくために、色々な店舗の注文、決済をスムーズに利用できる環境の構築

  • 課題

    店舗ごとに注文→都度列に並ばなければならない

    外国語によるメニュー表記が少なく、注文が難しい

    注文、レジ接客があるため調理が中断される

  • 効果

    席にいながら、複数店舗まとめて注文、決済が可能になった

    日本語、英語、中国語、韓国語によるメニュー表記に対応できた

    セルフで注文、キャッシュレス決済のため、調理に集中できるようになった

フードホールを楽しんで、いろいろなお店を使ってもらいたい
そんな思いでSkipOrderを導入

地下1階のフードホールには国際色豊かな18のお店があり、お客様用のフリー席がフロア内の空間に整然とレイアウトされています。場所によっては確保した席がお目当ての店まで遠かったり、複数のお店に注文するために、都度並ぶのが大変に感じられたりといったフードホール特有の課題がありました。また、インバウンドによる外国人の来店急増によるメニュー言語表示も大きな課題として浮上しました。

京都タワーサンドを運営している株式会社京阪流通システムズからは
・フードホールのエリアが広く、フリー席と店舗の距離も離れているため、席にいながら注文&決済を可能にしたい。
・モバイルオーダーで利用客の利便性向上を図り、容易な追加注文の機会を増やし、利用単価を上げたい。
・年々増加するインバウンド向けの対応をスムーズにしたい。
これらのご要望をいただきました。

森元竜也氏のイメージ画像
▲京阪流通システムズ 京都事業部 京都タワーサンド館長 森元竜也氏

SkipOrderは、利用者のスマートフォン1台で複数店舗のオーダーと決済が席にいながら可能になる、新しいスタイルのフードホール向けモバイルオーダーシステムです。京都タワーサンドでは2024年10月よりSkipOrderを導入・稼働を開始しました。

「第一には、お客様にフードホールを楽しんでいただきたい、いろいろなお店を使っていただきたいという強い思いがありました。SkipOrderを導入したことで、席にいながら複数のお店にその場で並ばずにオーダーできるというのが、一番の大きなポイントになっていると思います。」京阪流通システムズ 京都事業部 京都タワーサンド館長の森元竜也氏はこう語ります。

SkipOrderは、LINEとの連携により、アプリインストールや会員登録・ログインの操作をすることなく利用できるのが大きなメリットです。さらに、SkipOrderの外国人による使用率が全体のおよそ1割以上を占め、メニュー多言語化が外国人観光客への安心感と購買促進の大きな要因となっていることがうかがえます。

フードホールの様子のイメージ
▲フードホールの様子
席にいながらスマートフォンで注文のイメージ
▲席にいながらスマートフォンで注文
スマートフォンで注文のイメージ画像4枚

お客様単価アップ、利用率アップで
今後も期待

SkipOrderの導入後、どのような変化が見られたのでしょうか。森元館長に伺いました。

「お客様が注文する単価が確実に上がりました。トッピングの注文(数)が顕著です。お店に並んで直接注文していた時は、後ろのお客様が気になりじっくり選ぶことができなかったと思うのですが、SkipOrderならお席でゆっくり見れますし、お連れの方々とワイワイしながら楽しく選ぶことができます。詳しい説明も載っていますから、外国人の方にも分かりやすいのだと思います。」(森元館長)

店舗側からは、接客の必要がなくなり調理業務に集中できる、キャッシュレス決済で現金の取り扱いが無くなり衛生的、という声が上がっています。また調理の完成はMP-10の操作によりお客様のスマートフォンへ直接連絡されるため、呼びベルが不要になったことも業務の効率アップに一役買っています。

「売り上げについては、約5%以上がSkipOrderからの注文になっています。導入計画の時から、まずは5%という数字が一つの目標値になっていましたので、そういう意味では目標は達成していると言ってもよいのではないでしょうか。今後も右肩上がりの売り上げになるのではないかと考えています。」(森元館長)

また、テナント別・日別・月別・メニュー別などの売上帳票による分析ができますので、運営側としては集客の計画と販促手段を上手に練り上げることで、さらなる展開が期待できます。

テナントでの商品受け渡しの様子のイメージ
▲テナントでの商品受け渡しの様子
MP-10の画面のイメージ
▲お客様のスマホから注文が完了すると、
店舗に設置されているMP-10の画面に表示され、
伝票印字と音で新規オーダーを通知
売上推移(週計)のイメージ画像
▲売上推移(週計)イメージ

今後の展望と
東芝テックへ期待すること

京都タワーサンドフードホールにおけるSkipOrderの導入効果を実感されているという株式会社京阪流通システムズ。さらに使いやすく利用者および店舗の方々にも喜んでもらえるシステムを今後も一緒になって考えていきたいという森元館長。最後に、東芝テックへ期待することを伺いました。

「システムの業務効率化を磨き上げていただき、もっともっとお客様や店舗従業員が使いやすいシステムを、これからも作っていただければと思っています。」(森元館長)

導入事例インタビュー動画

京都タワーサンドフードホールにおける課題と、SkipOrder導入による効果を
株式会社京阪流通システムズ 京都事業部 京都タワーサンド館長の森元竜也様にお話を伺いました。

※当記事は2024年11月時点のものです。
時間の経過などによって内容が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

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