OrderLinkage(オーダーリンケージ)導入事例

外部のオーダーサービスと既存システムの連携で、
お客様の満足度アップを実現

株式会社ポポラマーマ

株式会社ポポラマーマのイメージ画像
ポポラマーマは、美味しい生パスタをリーズナブルに、スピーディに、生活の中で日常食化となることを目的に、1994年12月東京葛西で創業しました。首都圏、阪神圏、道南、北信越、九州圏に78店舗を構え、和パスタやバル風レストランといった事業拡大を展開しています。「美味しい生パスタをいつももっと」をキャッチフレーズに、地域のお客様に笑顔で愛される店づくりを目指しています。

※2025年5月時点

OrderLinkage

  • 導入時期

    2023年8月

  • 導入目的

    人材不足を解消するために接客の効率化を図る

    東芝テック製以外のタブレットオーダーを店舗のPOS・OESと連携

  • 課題

    お客様にゆっくりメニューを選んでもらいたい

    東芝テック製以外のタブレットオーダーを採用したいが、システムが異なると煩雑になる

    人材不足による従業員作業の負荷増大

  • 効果

    お客様:ご自身のペースでメニューを選んでオーダー可能

    従業員:店舗内移動が減り、作業負荷低減

    本部様:OrderLinkageにより開発コストを抑え、スピーディーに連携し、導入

    追加・テイクアウトオーダーが容易でお客様単価増

OrderLinkageの導入で、既存のPOS・オーダーシステムと
シームレスで操作性の高いタブレットオーダーを連携

ポポラマーマは、吟醸小麦粉といわれるデュラムセモリナメッシュを使用した生スパゲティをメインに、ピッツァ、サラダ、アンティパスト、デザートなどを取り揃え、店内でのお食事やテイクアウト、デリバリーに対応した柔軟性のある店づくりが特長です。近年特にこだわっているのがタブレットによるテーブルオーダーです。

「都心部の店舗が多い当社では、人材不足で採用がままならず人手が足りない状況が続いていました。この状況を改善するために接客の効率化を考えたとき、タブレットによるテーブルオーダーの導入が必要不可欠であると考えました。」そう語るのは株式会社ポポラマーマ営業本部デジタル推進室春日和也マネージャーです。

株式会社ポポラマーマ 営業本部デジタル推進室マネージャー 春日和也氏のイメージ画像
▲株式会社ポポラマーマ 営業本部デジタル推進室マネージャー 春日和也氏

当初検討していたテーブルオーダーは、ユーザーインターフェースや操作感、メニュー階層等がマッチしないなど、導入には課題が残りました。「シームレスな動きが実現できるもの、そしてご年配の方でも分かりやすい、感覚的に操作できるもの、ということを追求しました。その結果、テーブルオーダーだけは東芝テック製以外のシステムを採用することになりました。」(春日マネージャー)

ポポラマーマは創業より東芝テック製品を採用しており、セルフレジおよびハンディターミナルによるオーダーシステムが稼働していました。現システムを変更することなく東芝テック製以外のタブレットオーダーを連携できないかと考えていたところ提案されたのが『OrderLinkage』でした。OrderLinkageは、東芝テックが開発するグローバルリテールプラットフォーム『ELERA』経由で、テイクアウトやモバイルオーダー、デリバリーなどの外部サービスからの注文を店舗のPOS・オーダーシステムと連携させてクラウド上で一元管理できるサービスです。外部サービスごとの注文管理や専用端末が不要なため、業務効率化と設置スペースの削減を実現します。

「OrderLinkageの一番の魅力は、いろんなサービスと連携できるということです。店舗としてお客様に「提供したい」「見せたい」といったさまざまなサービス、オーダーのシステムを他社製で導入できますから、お客様によりご満足いただけるサービスが提供できるものと考えています。」(春日マネージャー)

OrderLinkageのイメージ画像

お客様も従業員もストレス軽減でWinWin

2023年8月にOrderLinkageとテーブルトップオーダーを南砂町スナモ店で検証導入以来、スムーズな運用が続いています。現在は12店舗の直営店で導入を済ませ、今後は5店舗で導入が計画・決定されています。

「本システムの導入効果としては二つあります。一つは、タブレットを使ってお客様ご自身が直接注文できることで、従業員を呼ぶことなくストレスフリーでオーダーできるということ、そして従業員からは、お客様に呼ばれる回数が減り店舗内を歩く距離が少なくなり疲労感が削減されたという声を聞いています。お客様も従業員も双方が大きなメリットを感じていますので、当初の目的であった『接客の効率化』という面では大きくクリアできたのではないかと思います。もう一つは売上です。お客様が直接注文できるということで、気軽に追加注文していただけますのでお客様単価増といった効果が出ています。また、ピザやデザートを販売している店舗ではテイクアウトでのご注文をいただくケースもあります。テーブルに座りながらゆっくりメニューをご覧になってオーダーできるというのは、お客様にとって大きな魅力なのだと、あらためて感じています。」(春日マネージャー)

各テーブルに注文用のタブレットを設置のイメージ
▲各テーブルに注文用のタブレットを設置
操作性が良いタブレットで注文のイメージ
▲操作性が良いタブレットで注文
生パスタにこだわり、お客様を笑顔にするポポラマーマのイメージ画像
▲生パスタにこだわり、お客様を笑顔にするポポラマーマ

今後の展望と
東芝テックへ期待すること

創業当初から東芝テック製品を採用し、使いやすさと堅牢性にその素晴らしさを痛感しているという同社。OrderLinkageをはじめとしたソリューションや製品に対して、東芝テックへの期待を伺いました。

「まずは安定した稼働ができる状況を確実なものとし、継続していただきたいということです。そして、dポイントやVポイントなどの共通ポイントサービスと直接連携できるような仕組みを作っていただければと思っています。さらに、流通業DXに精通している東芝テックならではのサービス、たとえば東芝テックが持っているビッグデータを活用して販促活動につなげていけるようなものなどを、今後開発していただけることを期待しています。」(春日マネージャー)

導入事例インタビュー動画

ポポラマーマにおける課題と、OrderLinkage導入による効果を
株式会社ポポラマーマ営業本部デジタル推進室マネージャー春日和也様にお話を伺いました。

※当記事は2025年5月時点のものです。
時間の経過などによって内容が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

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