ピピットセルフ導入事例
移動するセルフレジ「ピピットセルフ」で
人材活用、レジ登録高上昇、お客様満足向上が実現
アクシアル リテイリング株式会社
アクシアル リテイリング株式会社は、新潟県長岡市に本社を置き、新潟県を中心に「原信」「ナルス」、群馬県を中心に「フレッセイ」といったスーパーマーケットを展開しています。合計約150店舗で、安心・安全そして美味しい商品をお求めやすい価格でお客様にご提供しています。
※2025年6月時点
ピピットセルフ
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導入時期
2024年6月
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導入目的
人手不足による人材活用
レジ設置面積の効率化
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課題
レジ業務に取られている人材を他業務で活用したい
人手不足による従業員作業の負荷増大
セルフレジに占める設置面積が大きい
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効果
レジ業務にかかる労働時間削減
レジ登録高の上昇
お客様に『豊かさ・楽しさ・便利さ』をご提供
人材活用とセルフレジ設置スペースの課題から
移動するセルフレジ、ピピットセルフを導入
原信関屋店は、越後線関屋駅からほど近く、車でのアクセスも抜群な好立地にあります。広い店内の高い天井にすべての売り場を低く配し、どこに何が置かれているのか奥まで見渡せる工夫がされています。とても広い店内に入った瞬間に「きれいなお店で楽しそう」というイメージを持つお客様が多いと言います。24時間営業で、時間帯によりいらっしゃるお客様はさまざまですが、1日中多くの買い物客でにぎわいを見せています。「とても多くのお客様にご利用いただいていますが、ここ関屋店に限らず、現在、原信ナルスの課題となっているのが人手不足です。」そう語るのは原信ナルスオペレーションサービス株式会社経営企画部 韮澤(にらさわ)光司 経営企画室長です。
店舗運営部お客様コミュニケーション室 お客様サービスインストラクター 風間千晶様(右)
チェックアウト運用のため、70店舗にセルフレジを導入している同社ですが、設置面積を必要とするため店舗スペースが限られるという課題も抱えていました。「人手不足と設置面積の両方の課題を解決するために、移動するセルフレジである『ピピットセルフ』を東芝テックさんからご提案いただき、前向きに検討させていただきました。」(韮澤室長)
提案された当初はそれほど効果を期待していなかったという同社ですが、他店を見学するとピピットセルフを使っているお客様が意外と多かったということ、人手不足に拍車がかかったことが導入への決定に大きく背中を押されたと言います。「弊社はお惣菜にとても力を入れていますので、できればそちらに人を回したいという気持ちもありました。慢性的な人手不足ですので、必要な時に必要なところへ、という思いでしたので、ピピットセルフの提案はとても良いタイミングでした。」(韮澤室長)
「ピピットセルフをどのくらいのお客様にご利用いただけるのか、最初は不安もありましたが、同店では長い間セルフレジでの運用を行っていたため比較的抵抗が無かったという印象です。」そう話すのは、店舗運営部お客様コミュニケーション室 風間千晶お客様サービスインストラクターです。導入してすぐはアピール不足もあり、なかなか利用率が上がらなかったものの、店頭にご利用方法のご案内を設置したり、店内で動画を流したり、販促物を活用することで利用されるお客様がどんどん増えていきました。
レジ業務にかかる労働時間削減とレジ登録高の上昇だけでなく
お客様に「楽しいお買い物」をご提供できるピピットセルフ
ピピットセルフの導入はカート型セルフレジ20台、ピピットセルフ用会計機2台の導入から始まりました。ピピットセルフ用会計機はセルフレジと比較し設置面積が小さく、省スペース化に貢献しています。現在はカート型セルフレジをさらに10台追加し、30台での運用となっています。お客様ご自身が商品をスキャンすることでレジ従業員の作業が削減され、品出しや注力しているお惣菜コーナーの対応が可能となりました。さらにピピットセルフを利用するお客様単価の増加が報告されています。従業員のレジ業務にかかる労働時間削減とレジ登録高の上昇に、想像以上の効果が得られています。
「お客様がマイバッグ・マイバスケットをご利用いただくことによって袋詰めの必要もなく好評をいただいております。また計量機能によりスキャン漏れ等の対策ができておりますので安心してご利用いただくことができます。お買い上げ点数は、店舗平均と比較し高いときで約10点以上の差があります。お買い物時間も長くなっていますので、売り場をゆっくり回って、楽しく買い物をされているのだと思います。」(韮澤室長)
「ご案内効果もあって、たくさんのお客様にピピットセルフのカートに興味を持っていただきました。特に日曜日には家族連れのお買い物で多くの方がご利用されています。ご年配の方のご利用も増えています。」(風間インストラクター)
会計がスピーディ、買い物をしながら合計金額が確認できる、子どもが買い物を楽しみにしているなど…お客様からの評判も上々でその利便性が口コミで広がっています。店舗の大きな特長の一つとしても、ピピットセルフの存在が役立っています。
今後の展望と
東芝テックへ期待すること
これからもお客様に楽しんでもらえるような店舗づくりを続けていきたいという韮澤室長と風間インストラクター。ピピットセルフをはじめとしたソリューションや製品に対して、東芝テックへの期待を伺いました。
「昨今の人員不足は弊社も例外ではありません。ピピットセルフのような取組みをすることで、お客様・弊社・東芝テック様の関係が「三方良し」になりました。今後も共にさまざまな課題をクリアにしていければと思っています。」(風間インストラクター)
「DXの推進は便利さが向上する反面、非常に大きな投資が必要です。東芝テックさんとともに投資を抑え、かつお客様に『豊かさ・楽しさ・便利さ』を体験していただける取組みを、今後も進めていきたいと思っています。」(韮澤室長)
導入事例インタビュー動画
原信ナルスにおける課題と、ピピットセルフ導入による効果を
原信ナルスオペレーションサービス株式会社 経営企画部経営企画室長 韮澤光司様と店舗運営部お客様コミュニケーション室お客様サービスインストラクター 風間千晶様にお話を伺いました。
※当記事は2025年6月時点のものです。
時間の経過などによって内容が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
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