プレスリリース

業界最小の対面料金はかり「SL-6300」の発売について
~当社独自のツインプリンタ対応で食の安全・安心情報の提供も容易に~

2014年3月25日
東芝テック株式会社

「SL-6300」
「SL-6300-R」(プリンタ2台接続時)

東芝テック株式会社は、量販店・飲食店向けに、レジ機能を搭載した対面料金はかり「SL-6300」を2014年4月1日から発売いたします。

ショーケース上に置かれる対面料金はかりは、販売スタッフとお客様とのコミュニケーションスペースの確保や設置スペースの最小化が求められており、計量器メーカー各社は、はかりの小型化に努めています。当社はこのたび、対面料金はかりをコンパクトにするための課題をテクニカル面・デザイン面でクリアすることで、業界最小の新製品「SL-6300」を開発しました。

さらに、近年では、食の安全・安心がますます注目されておりますが、法律で記載が義務化されたプリパック商品(事前にパックされた商品)に比べ、対面販売では十分な情報提供がなされていないのが実情です。SL-6300は、はかり本体にプリンタが2台まで接続可能となりましたので、第1プリンタをレジのレシートプリンタとして使用しながら、第2プリンタ*1をラベルプリンタとして使用することで、原材料情報や賞味期限等の“食の安心情報ラベル”を発行することが可能となりました。

当社は今後も「スタッフとお客様との距離を縮める」、「食の安心情報の提供」をコンセプトに、売場でお役に立てる商品を提供してまいります。

  • *1 2台目のプリンタはオプションになります

対面料金はかり SL-6300 発売概要

商品名 対面料金はかり
SL-6300-R(はかり本体)
SL-63P-1-R(プリンタ)
OP-6300-2P-R(第2プリンタ・オプション)
発売日 2014年(平成26年)4月1日
価格
SL-6300-R
SL-63P-1-R
OP-6300-2P-R
660,000円
140,000円
150,000円
販売地域 全国
無償保証期間 12ヶ月
販売予定数 1,500台/年間

対面料金はかり SL-6300の特長

1)お客様との距離が縮まるコンパクトサイズ

技術的に本体を小型化しただけでなく、デザイン面でも、客面表示器をモジュール構造化することにより、本体奥行きを最小化することができ、天板奥行きの小さいショーケース上でも直接設置可能となり、はかり専用の台座を作る必要性がなくなりました。

さらに、のせ皿の高さもわずか128mmと低くなりましたので、販売スタッフの笑顔はお客様にしっかりと伝わり、お客様との距離が縮まりました。

また、低いカウンターで使用する場合(はかりとプリンタの平地置きの場合)も、設置スペースは当社従来機比約85%(幅395mm×奥行き401mm)となり省スペース化を実現しました。

2)ツインプリンタ対応

はかり本体にプリンタが2台まで接続可能となりましたので、第1プリンタをレジのレシートプリンタとして使用しながら、第2プリンタをラベルプリンタとして使用することで、原材料情報や賞味期限等の“食の安心情報ラベル”を提供することが可能となりました。

また、第1プリンタをラベルプリンタとして使用した場合、第2プリンタは別サイズのラベルをセットできるので、POPラベルや化粧ラベル、裏貼り用の添加物ラベル等、店の運用に合ったラベルの発行が可能となりました。

3)訴求力の高い客面表示

客面表示器はカラー液晶(7型)を採用しました。お客様が購入される商品の呼び出し時には、商品に関連したカラー画像を表示するとともに、待機中にも販促画像をリレー表示できるため、販促効果が期待できます。

また、低いカウンターに設置された場合は、お客様が客面表示器を見下ろすことになりますが、チルト機能を採用したことでお客様の見やすい角度に調整することが可能となりました。

4)高速高精細印字

原産地や原材料・添加物表示等、限られたラベルサイズの中に多種多様な情報を印字する必要があっても、300dpi(1インチあたり300ドット)のサーマルヘッド採用により、高精細で鮮明な印字が可能であるため、お客様へのアピール度が向上します。

また高精細でありながらもクラス最速127mm/秒(max)という高速発行が可能です。

従来のゴシック体・明朝体に加え、POP書体や毛筆体も標準でサポートしており、消費者へのアピール効果の高い表現力豊かなラベルが発行できるようになりました。

5)台紙無しラベルにも対応

台紙の無いラベルにも対応していますので、ゴミ(台紙)が出ないだけでなく、1巻当たりのラベル枚数が多くなるため、ラベル交換の頻度も少なくてすむようになりました。

対面料金はかり SL-6300の環境配慮事項

1)地球温暖化の防止

高性能低消費電力CPUなどの採用により、従来製品*2に対し待機電力を約50%削減しました。

2)資源の有効活用

構造解析を使用して、板金の軽量化と強度の向上の両立を達成することにより、従来製品*2に対し本体質量で約40%、梱包材質量で約60%削減しました。
また、材料のリサイクルを容易にするため、25g以上のプラスチックに材料表示を行っています。

3)化学物質管理の徹底

廃棄後の環境負荷を減らすために、本体ディスプレイにLEDバックライトを採用することで水銀を全廃、またプリント回路基板にハロゲンフリー材を採用することで臭素や塩素を削減しました。
さらに、鉛フリーはんだやクロムフリー鋼板の採用を含む欧州RoHS指令*3に準拠しています。

4)環境調和型製品

業界トップレベルを目指した当社「製品環境自主基準(ECP基準)」に適合しています。

  • *2 従来製品 SL-5300(SL-6300はプリンタ1台接続)
  • *3 RoHS:Restriction of the use of certain Hazardous Substances
    EU(欧州連合)で、電気・電子機器などで特定有害物質(鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB、PBD)の
    使用制限を定めた指令

東芝グループは、「地球内企業」として地球と調和した人類の豊かな生活に向けて、環境経営を推進します。

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