プレスリリース

使いやすさと管理機能を向上させた高速フルカラー複合機
「e-STUDIO5560C/6560C/6570C」の発売について

2014年08月07日
東芝テック株式会社

写真:「e-STUDIO6570C」(オプション装着時)
「e-STUDIO6570C」(オプション装着時)

東芝テック株式会社は、高速フルカラー複合機「e-STUDIO(イースタジオ)5560C/6560C/6570C」の3機種を2014年(平成26年)9月末から日本国内にて発売します。「e-STUDIO5560C/6560C/6570C」は、従来機「e-STUDIO5540C/6540C/6550C」の後継機にあたります。

近年のオフィス環境において、機器の集約化やネットワーク環境の整備などにより、複合機に求められる能力は、非常に高くなってきています。そのため、高速機には高い生産性が求められるだけでなく、使いやすさや、ネットワーク端末として管理のしやすさといったものが求められています。本シリーズでは、複合機の使用を個人ごとに認証、管理するユーザー認証機能に加え、ユーザーや部門ごとに出力枚数を制限できる割当設定機能の強化など、管理機能が充実しました。さらに、紙やトナー切れを知らせるブザー機能の新搭載など使い勝手を向上させ、多くの方にストレスなくご利用いただけます。

近年のモバイル端末の普及に対応し、スマートフォンやタブレット端末から、印刷指示やスキャンデータの保存指示ができるアプリケーション「e-BRIDGE Print&Capture Lite」*1を提供しています。さらに、AirPrintにも対応しており、iPhoneやiPadから印刷することができます。

また、標準搭載のセキュリティハードディスクとは別に、安心して複合機をお使いいただくための、FIPS140*2に対応したハードディスクを新たにオプションで用意し、セキュリティの強化を図っています。

そのほか、プリント時にお好みの用紙サイズにカスタマイズでき、最大313.4㎜×1,200㎜までの長尺紙への印刷や、簡易な冊子を作成できるマガジンソートサドルステッチ*3などを利用いただくことで、さまざまなシーンで複合機を活用いただくことができます。

当社は、複合機のラインアップを普及機ゾーンから高速レンジまで展開することにより、お客様の複合機活用の領域をさらに拡大し、オフィスのみならず、飲食・流通業の施設・店舗などで、少量多品種の印刷への対応など、これまで以上の活用シーンを提案していきます。

*1:Android端末はGoogle Play、iOS端末はApp Storeより無償で入手いただけます。
*2:FIPS(Federal Information Processing Standardization)140は、暗号モジュールに関するセキュリティ要件の仕様を規定する米国連邦標準規格です。
*3:別途オプションが必要になります。

e-STUDIO5560C/6560C/6570C の発売概要(国内)

発売および価格
商品名 希望価格(税別) 発売日
e-STUDIO5560C 2,750,000円 2014年9月末
e-STUDIO6560C 3,770,000円
e-STUDIO6570C 4,130,000円
発売地域 全国
販売予定数 2,000台/年間
販売ターゲット 全業種

e-STUDIO5560C/6560C/6570Cの主な特長

1.管理とコスト削減

複合機の使用を個人ごとに認証、管理することができるユーザー認証機能をご利用いただくことで、不特定のユーザーに操作されることがなく、安心して利用することができます。
さらに、割当設定機能ではモノクロ/カラーの出力利用の制限ができ、ジョブ割当機能ではスキャナー機能も制限を加えることができるので、トータルの利用を制限できます。
また、IT機器の管理や、トラブル時のサポートに役立つサポートサービス「IT-GentleCare」*4を用意していますので、事務所のIT機器の管理をサポートさせていただきます。
これらの機能やソリューション商品を利用いただくことで、複合機を簡単に管理しつつ、無駄な使用を抑え、トータルコストの削減にもつなげることができます。

*4:オフィスでのパソコンやネットワークに関するトラブルの解決や、モバイル端末の管理をお手伝いするツールです。(有償)

2.使いやすい

給紙トレイに紙がなくなったときや、トナーがなくなったときに、複合機本体から案内音を出す機能を追加しました。各種機器の集約化により、複合機は執務場所から離れた位置に設置されることが増えてきています。そのような状況でも、FAX受信などの出力に気付かずタイムロスとなることがないように、安心してお使いいただくことができます。
ジョブスキップ機能は、指定した用紙が切れてしまったことなどで印刷できず、後続の印刷ジョブが溜まってしまわないよう、条件が整ったジョブを先に印刷できる機能です。印刷ジョブが集中する高速機でも、スムーズに印刷処理をすすめることができます。さらに、よく利用する機能を、簡単に設定できるテンプレート機能は、プリンタドライバにも用意されており、複雑な設定でも、簡単に出力することができ、作業時間の短縮と共に、設定ミスによる無駄を減らすことができます。
また、ユニバーサルプリンタドライバを利用いただくことで、複数台の当社複合機の利用や、異なる機種の当社複合機に新たに置きかえる場合、同じプリンタドライバを使用することができ、プリンタドライバを再インストールする必要がありません。このプリンタドライバは「e-BRIDGE Hybrid Document」*5の配付用データ作成にも利用でき、会議資料の簡単な作成に役立つとともに、レスペーパーな会議の運営により環境にも貢献することができます。

*5:当社複合機のプリンタドライバを利用し、会議資料を電子データ化しタブレット端末に配付することや、タブレット端末を利用しスムーズな会議の進行をサポートするシステムです。(有償)

3.モバイル端末対応

モバイル端末の普及にあわせ、スマートフォンやタブレット端末向け複合機アプリケーション「e-BRIDGE Print&Capture Lite」を提供しています。このアプリにより、タブレット端末やスマートフォンからクラウドに登録したデータの複合機への印刷指示や、複合機からスキャンしたデータをクラウドに登録することができます。Android端末では、同端末に保存された写真(JPEG)データや、PDFの印刷、スキャンデータの端末への保存にも対応しています。さらに、AirPrintにも対応し、iOS端末からの印刷ができます。オプションの無線LANモジュールは、Wi-Fiロゴ認証を取得しているため、安全な環境で無線LANをご利用いただけます。

4.セキュリティ

「画像ログ」機能では、コピー/スキャナ/FAX送信*6を実行した際のサムネイル画像と、その画像の詳細情報が記載されたメタデータを、画像ログとして、外部サーバに保存することができます。
複合機の管理者が画像ログを活用することにより、不正使用や情報漏えいを監視・抑制することができるので、セキュリティの効果を高めることができます。また、ハードディスクが盗難されても、他の機器に装着してデータを読み出せないセキュリティハードディスクを標準装備しています。お客様のご希望により、FIPS140に対応したハードディスク(オプション)に変更することができます。
加えて、ICカードを利用した個人認証システム「e-BRIDGE ID Gate」*7は、複合機の利用を個人ごとに認証・管理することができるので、不正使用を防ぐだけでなく、出力枚数の管理ができます。
それによりコスト意識を高め、コスト削減に繋げることもできます。

*6:オプションのFAXユニットが必要です。
*7:オプションになります。(有償)

5.広がる利用方法

最大313.4㎜×1,200㎜までの長尺紙への印刷や、簡易冊子を作成できるマガジンソートサドルステッチ*8への対応などにより、複合機の利用をさらに広めることができます。また、耐水性に優れたエコクリスタルを利用することで、販促用のPOPや、社内案内などを簡単に作成することができます。

*8:オプションになります。

e-STUDIO5560C/6560C/6570Cの主な仕様

仕様表・・・PDF(259KB)

オプション価格表・・・PDF(127KB)

※用紙の向きは、紙の長辺を先端として送るときをヨコ、短辺を先端として送るときをタテとしています。
※Windowsは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国・地域における登録商標です。
 PostScriptはAdobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の商標です。
 IPX/SPXはNovell,Inc.の商標です。
 PCLはHewlett-Packard Companyの商標です。
 Apple、MacOS、Apple Talk、Bonjour、AirPlay、EtherTalk、TrueTypeは米国Apple Inc.の米国およびその他の国・地域に
 おける商標または登録商標です。
 App Storeは、Apple Inc.のサービスマークです。
 IOSは、Ciscoの米国およびその他の国・地域における商標または登録商標であり、ライセンスに基づき使用されています。
 Android、Google Playは、Google Inc.の商標または登録商標です。
 FeliCaはソニー株式会社における登録商標です。
 MIFAREは、NXPセミコンダクターズ社の登録商標です。
 エコクリスタルは、株式会社巴川製紙所における登録商標です。
 Wi-Fiは、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
※その他、本資料に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標である場合があります。

e-STUDIO5560C/6560C/6570Cの環境配慮事項

1)CO2排出削減および石油由来プラスチック代替による、省資源や地球温暖化の防止を目的として、バイオマスプラスチック(バイオマス度25%以上)*9を電源スイッチカバーに採用しました。

2)待機電力を約5W以下としました。

4)国際エネルギースタープログラム、グリーン購入法、エコマーク、RoHS指令など主要な国際基準に準拠しています。

*9:バイオマス度とは、バイオマスプラスチックに含有されるバイオマス由来成分の割合(重量)。

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