プレスリリース

東芝テック株式会社は、流通・小売業などで短期間に在庫管理や棚卸業務の効率化を実現するRFIDハンドリーダー「UF-2200」と「RFID導入パッケージライト」をイオンリテール株式会社　ダブルフォーカス事業部（以下ダブルフォーカス）のヤングカジュアルブランド店舗「ダブルフォーカス　イオンタウン成田富里店」へ試験導入しました。

「RFID導入パッケージライト」は、RFIDハンドリーダー「UF-2200」用のソフトウエア（下記概要図②）の他に、RFIDタグ発行アプリ（概要図③）とRFIDサーバアプリ（概要図①）を含むパッケージシステムです。タグの発行や店舗で必要な入出荷業務、棚卸業務、商品探索業務など、基本機能を低コストでスピーディに実現できます。また、商品探索や棚卸での読取りもれを防止する自動絞込み機能など、RFIDの特性を活かしたサブ機能が搭載されています。

「RFID導入パッケージライト」の概要図

背景

ダブルフォーカス イオンタウン成田富里店ではリアルタイムでの在庫把握や棚卸業務の効率化を実現するために、東芝テックのパッケージシステムを導入しています。
ダブルフォーカスにとってRFIDの導入はサービスの向上やネット販売の拡大、店舗業務の効率化のため必要不可欠な施策となっています。
特に、ネット販売の拡大には、店頭とネットが連携された在庫管理の仕組みが必要であり、RFIDによるリアルタイムでの店頭在庫の把握は大変有効な手段です。店頭在庫をリアルタイムに把握することで、ネット販売や多様化したお客様のニーズに応じて、タイミングを失することのない商品管理が可能となり、売れ筋商品の店舗間移動など、余剰在庫の削減にもつながります。

今回のシステム導入イメージ

また、RFIDによる一括棚卸業務は、これまでバーコードをスキャンして長時間かかっていた作業とくらべて大幅な時間短縮が見込めます。このことから、棚卸の頻度を増やすことも可能になり、在庫管理精度のさらなる向上が実現できます。

RFIDによる一括棚卸

消費者のメリット

在庫管理の精度が向上することにより、お客様のニーズに応じて、タイミングを失することのない商品管理が可能となります。また、RFIDハンドリーダーの商品探索機能により、店頭にない商品でもバックヤードでスムーズに商品を探しだすことができます。これらにより、お客様へのサービス向上につなげることができます。

RFIDハンドリーダUF-2200の商品探索機能

このたびのシステム導入に際して、ダブルフォーカスではiPhone端末と連携したデザイン性の高いRFIDハンドリーダー「UF-2200」シリーズを導入しており、アパレル店舗のイメージを損なうことなく店頭業務でも使用に適しています。

東芝テックは今後もRFIDの導入や先進的取り組みをサポートしていき、働く人や消費者に快適さや楽しさを実感していただけるような商品・ソリューションを提供していきます。