プレスリリース

セルフレジタイプ^※

対面POSタイプ^※

支払機タイプ^※

東芝テック株式会社は、食品スーパーマーケット等の量販店をはじめあらゆる市場において、消費者自身で商品の登録から支払いまでを行うカウンター設置型のセルフレジタイプ、お客様との対面で接客をしながらチェックアウトを行う対面POSタイプ、セミセルフでの会計機や自社型電子マネーのチャージ機に使用できる支払機タイプと、使い方に合わせてタイプを選べる「SS-950U」シリーズを2018年（平成30年）7月2日から発売します。

「SS-950U」シリーズは、画面と制御部を一体にすることで、制御部の設置スペースを不要にし、従来機種に比べ、トータルの設置スペースが削減され、煩雑な配線も不要です。
シリーズ機種として、使い方に合わせてタイプの選択が可能です。また、アルミ素材を使用し、外観と強度を兼ね備えています。

※画面はPrimeStore搭載時のイメージ

背景

人手不足により、少ない人数でも効率よくチェックアウトが行える、セルフ・セミセルフソリューションの導入が浸透し、カウンターに設置できるセルフレジや、自身で支払いを行うセミセルフの会計機や自社型電子マネーのチャージ機のニーズが拡大しております。また、店舗の形態に合わせ、狭い店舗でも設置でき、対面でチェックアウトが可能な対面POSが求められています。

消費者のメリット

高速CPUや新レシートプリンタの採用により、処理速度や印字スピードが向上し、お客様をお待たせしないスピーディーなチェックアウトが可能です。
なお、SS-950Uシリーズは、3月6日（火）から9日（金）に東京ビッグサイトにて開催される『リテールテックJAPAN2018』の東芝テックブースに展示いたします。

「SS-950U」シリーズの特長

1）制御部一体型画面で省スペース

画面に制御部を内蔵、固定スキャナ、プリンタなど、使用する機器が一体型となっており、煩雑なケーブルの配線や、制御部別設置が不要、レジ周りのスペースを有効活用できます。

2）使い方に合わせた３つのタイプを準備

カウンター設置可能なセルフレジタイプ、セミセルフ会計機やチャージ機など支払いに特化した支払機タイプ、消費者と対面でチェックアウトが可能な対面POSタイプの3タイプを準備します。

セルフレジカウンター設置例

対面POS設置例

セミセルフ会計機設置例

自社型電子マネーチャージ機設置例

※それぞれのイメージ図で使用しています釣銭機や什器は別手配となります。

3）新機能搭載

高速CPUや新レシートプリンタを採用し、処理スピードを向上させました。プリンタは、ニアエンド検知が可能となります。また、スキャニングのたびに画面上のお知らせLEDが点灯することで、周囲から見ても、スキャン確認が可能です。

お知らせLED（スキャニングすると青点灯）

「SS-950U」シリーズの発売概要

「SS-950U」シリーズの主な仕様

セルフレジ/対面POS

支払機（セミセルフ会計機/チャージ機）

「SS-950U」シリーズの環境配慮事項

「SS-950U」の環境配慮事項

1）地球温暖化の防止

高性能低消費電力CPUの採用や低電力部品の採用等の取り組みにより、前機種^*1と比較して待機電力を約35%削減しました。

2）資源の有効利用

本体の機構を再構築し、部品の小型・軽量化等の取り組みにより、前機種^*1と比較して本体の体積は約25%、設置面積は約75%、質量は約30%削減しました。 また、本体の一部に再生プラスチックを採用しました。さらに、リサイクルを容易にするために、25g以上のプラスチックに材料表示を行っています。

3）化学物質管理の徹底

廃棄後の環境負荷を減らすために、筺体プラスチック及びプリント回路基板とハーネスの一部にハロゲンフリー材を採用することにより臭素を削減しました。また、RoHS指令（2011/65/EU）の特定有害物質使用制限に対応しました。

*1 ：前機種：SS-800U

東芝テックは製品のライフサイクル（部品、部材調達→製造プロセス→流通→お客様のご使用→使用済製品のリサイクル）について開発・設計段階より環境設計アセスメントを実施しています。