プレスリリース
小型スキャナ「IS-200シリーズ」発売について
~店舗の運用に応じて自在に設置可能な小型モデル~
2019年9月2日
東芝テック株式会社
カート型セルフレジ向けスキャナ「IS-200-C-S」
設置イメージ※(※カートは別売りとなります。)
スタンド付きモデル「IS-200-G-24S-S」設置イメージ
東芝テック株式会社は、店舗の運用に応じて自在に設置可能な小型スキャナ「IS-200シリーズ」を2019年9月4日に発売いたします。
カート型セルフレジ用小型スキャナ「IS-200-C-S」は従来のハンドスキャナの運用とくらべて、ハンズフリーでスピーディな運用が可能となり、スキャン効率を高めることができます。また、「IS-200-G-24S-S*1」はスタンドを取り外すことで平置きが可能となり、商品スキャンに加えて、消費者のスマートフォンに表示されたバーコードやQRコードをスキャンする端末としても利用できます。
*1:IS-200-G-24S-Sは2019年12月2日に発売いたします。
背景
人手不足が深刻化する小売業界では、チェックアウト形態の省力化のニーズが高まっており、カート型セルフレジのようなチェックアウトへの注目が集まっています。また、コード決済や、販促サービスなど消費者のスマートフォンを活用するサービスの多様化も進んでおり、これらの運用をサポートするPOS周辺機器が求められております。
消費者のメリット
カート型セルフレジにおいて、従来型のハンドスキャナより読み取り範囲が広く、ハンズフリースキャンにより、快適な商品スキャンが可能となります。
「IS-200シリーズ」の特長
- カート型セルフレジでもハンズフリーでスピーディなスキャニング
カート型セルフレジでのセルフスキャニングにおいてハンズフリーな操作が可能となります、快適に商品スキャンができます。 - コンパクトながら値引きシールやQRコードといった多彩なスキャンに対応
IS-200シリーズは画像認識の技術を使っているため、東芝テックにて販売中の値引きシールやQRコードの読み取りも可能です。
- 運用に応じた自在な設置が可能
スタンド付きモデルに関しては、上下方向に角度調整が可能です。また、スタンドの取り外しにより、消費者のスマートフォンに表示されたバーコードやQRコードのスキャン端末としての設置も可能です。
「IS-200シリーズ」の発売概要
◇商品名 :小型スキャナ「IS-200シリーズ」
◇発売日 :・IS-200-C-S 2019年 9月4日
・IS-200-G-24S-S 2019年12月2日
◇価格 :・IS-200-C-S 345,000円(税抜)
・IS-200-G-24S-S 350,000円(税抜)
◇発売地域 :全国
◇販売予定数 :12,500台/5年間
◇販売ターゲット:量販店(GMS、スーパー、ホームセンター)、専門店(衣料品店、書店など)
「IS-200シリーズ」の主な仕様
IS-200-C-S | IS-200-G-24S-S | ||
---|---|---|---|
用途 | カート取り付け用 | 汎用(スタンド、手持ち、平置き) | |
使用電源 | DC5V±5% : 0.9A (USBバスパワー) *動作時最大 570mA スタンバイ時 430mA |
||
付属ケーブル | なし | 2.4m ストレート(専用ケーブル) | |
外形サイズ (H×W×D mm) |
140.8×85×67(カートホルダ含む) *取り付けホルダ Φ22.1±0.5mm |
101.5×85×67(本体のみ) 161.5×90×90(スタンド含む) |
|
本体重量 | 約350g(ホルダ、スタンド、付属品を除く) | ||
使用温度範囲 | 5℃~35℃ | ||
使用湿度範囲 | 10%~80%(ただし、結露なきこと) | ||
読み取り可能 バーコード |
標準 | JAN-8/13、EAN-8/13、UPC-A/E | |
オプション | CODE39/93/128、ITF、CODABAR(NW7)、GS1 DataBarオムニダイレクショナル、GS1 DataBarトランケート、 GS1 DataBarスタック、 GS1 DataBarスタックオムニダイレクショナル、GS1 DataBarリミテッド、 GS1 DataBarエクスパンデッド、 GS1 DataBarエクスパンデッドスタック、多段(2/3段)バーコード(JAN-8/13、EAN-8/13いずれかの組み合わせ可能)、EAN-8/13、UPC-A/Eのアドオン2桁または5桁、QR(モデル2) | ||
光源 | 白色LED | ||
インタフェース | USB2.0 バスパワーは使用電源の項を参照 | ||
コネクタ形状 | USB Mini-B | ||
チルト可動域 | ― | 前30° 後15° スタンド使用時 |
「IS-200シリーズ」の環境配慮事項
1)資源の有効利用
本体の機構を再構築し、部品の小型・軽量化等の取り組みにより、前機種*1と比較して本体の容積は約70%、質量は約50%削減しました。また、本体の一部に再生プラスチックを採用しました。
さらに、リサイクルを容易にするために、25g以上のプラスチックに材料表示を行っています。
2)化学物質管理の徹底
廃棄後の環境負荷を減らすために、筺体プラスチックにハロゲンフリー材を採用することにより臭素を削減しました。また、鉛フリーはんだや特定フタル酸フリー部品の採用などRoHS2指令(2011/65/EU及び2015/863)の特定有害物質使用制限に対応しています。
*1 :前機種・・・IS-820
東芝テックは製品のライフサイクル(部品、部材調達→製造プロセス→流通→お客様のご使用→使用済製品のリサイクル)について開発・設計段階より環境設計アセスメントを実施しています。
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