プレスリリース
東芝テック、ショッピングセンター向けテナントサービス
「Tenatria(テナトリア)」を発売
~生成AIでスムーズな売上報告を支援~
2025年2月28日
東芝テック株式会社
東芝テック株式会社(以下「東芝テック」)は、ショッピングセンタートータルソリューション「SX-8000」のオプションサービスとして、ショッピングセンター向けテナントサービス「Tenatria(テナトリア)」を2025年4月1日に発売します。
なお本製品は、2025年3月4日から7日に東京ビッグサイトにて開催される『リテールテックJAPAN 2025』の東芝テックブースに出展します。
ショッピングセンターなどの商業施設では、業務終了後にテナントがデベロッパへ売上報告を行います。報告は営業終了後にPOSシステムから出力した精算レシートをもとに、専用端末への入力や、紙の報告書への転記などによって行われますが、手作業で実施されることも多く、テナント従業員にとって大きな負担となっています。さらに、報告ミスが発生した場合には入力のやり直しなど、テナントとデベロッパ、双方にとって業務負荷が増大します。
「Tenatria」は、生成AIの技術を活用したテナントの売上報告業務を効率化するウェブブラウザサービスです。テナントの従業員は、営業終了後にPOSシステムから出力する精算レシートの画像をサービスに登録するだけで、生成AIが情報の読み取りと解析を行い、自動的に売上などの報告に必要な情報を入力します。これにより、手入力によるミスや修正報告が減少し、テナントの業務効率が向上します。また、施設内でスムーズにコミュニケーションできる、売上確認機能を搭載し、売上の訂正結果や訂正理由を、デベロッパからテナントへフィードバックすることも可能です。
東芝テックは、今後も「Tenatria」のチャット機能やプッシュ通知機能、ファイル共有機能などを搭載することで機能の拡充を図り、ショッピングセンターのテナントとデベロッパの業務効率の改善やコミュニケーションの円滑化をサポートしてまいります。
「Tenatria」の主な特長
- 生成AIを搭載
精算レシート画像を登録するだけで、売上などの情報を生成AIが解析することで売上報告に必要な情報を自動で入力します。(特許出願中) - テナント・デベロッパ間のコミュニケーション強化
テナントで翌日発生した売上情報の修正や、デベロッパからのフィードバックをスムーズに行える売上確認機能を搭載しています。 - ハードウェアに依存しないサービス
テナントで使用しているPC、スマートフォン、タブレットなどから利用することが可能です。専用のデバイスが不要なウェブブラウザのサービスであり、アプリなどのインストールは不要です。
システム構成図
「Tenatria」の機能の概要
「Tenatria」の発売概要
- ◇商品名
- ショッピングセンター向けテナントサービス「Tenatria(テナトリア)」
- ◇発売日
- 2025年4月1日
- ◇価格
- オープン価格
- ◇発売地域
- 全国
- ◇販売ターゲット
- 商業施設の運営管理を行うデベロッパ
プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。
予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧ください。