プレスリリース

世界初!非接触・空中ディスプレイ技術をPOSレジに採用
『デジPOS』の実証試験をセブン-イレブン店舗にて開始

2022年1月28日
東芝テック株式会社
株式会社セブン‐イレブン・ジャパン
株式会社アスカネット
神田工業株式会社
三井化学株式会社
三井物産プラスチック株式会社

東芝テック株式会社(所在:東京都品川区、代表取締役社長:錦織弘信、以下「東芝テック」)、株式会社セブン-イレブン・ジャパン(所在:東京都千代田区、代表取締役社長:永松文彦、以下「セブン‐イレブン」)、株式会社アスカネット(所在:広島県広島市、代表取締役:松尾雄司、以下「アスカネット」)、神田工業株式会社(所在:兵庫県姫路市、代表取締役社長:髙島一郎、以下「神田工業」)、三井化学株式会社(所在:東京都港区、代表取締役社長:橋本修、以下「三井化学」)、三井物産プラスチック株式会社(所在:東京都千代田区、代表取締役社長:森克則、以下「三井物産プラスチック」)は、非接触・空中ディスプレイ技術を採用したキャッシュレスセルフレジ『デジPOS』の実証実験を、都内のセブン-イレブン6店舗にて、2022年2月1日(火)より順次開始いたします。

一般的に空中ディスプレイは、ホテルやオフィス等の受付機、デジタルサイネージなどを中心に展開されていますが、POSレジに採用した実証実験は世界初※となります。今回の技術により、レジ画面を空中に結像し、空中に浮かんだ映像をタッチパネルと同様に操作することを実現いたしました。

新たな買物体験を通じて、レジカウンターの省スペース化による販売チャンスの創出や、完全非接触による安全・安心の提供を目的に検証を進めてまいります。

※アスカネットによる独自調べ

役割分担

東芝テック POS決済システム、店舗での設置・組み立て
セブン‐イレブン セブン‐イレブン店舗にて『デジPOS』をお客様にご利用いただき、その効果を検証
アスカネット 空中ディスプレイ用プレートの開発・製造・販売、及びPOSレジ用空中ディスプレイモジュールの共同開発
神田工業 空中ディスプレイモジュールの開発・製造・販売、及びPOSレジ用空中ディスプレイモジュールの共同開発
三井化学 空中ディスプレイ用プレートに使用する接着剤「ストラクトボンド®」の開発・製造・販売、及びPOSレジ用空中ディスプレイモジュールの共同開発・企画リーディング・技術サポート
三井物産プラスチック 空中ディスプレイモジュールの販売及びPOSレジ用空中ディスプレイモジュールの共同開発

遷移のイメージ図
※写真・イラストはイメージです

『デジPOS』の取り組みの概要

取り組み概要

開始日 2022年2月1日(火)から順次開始
実証実験店舗 都内のセブン‐イレブン6店舗
目的 お客様の新しい買い物体験や、店舗従業員の安全・安心なレジ操作、レジカウンタースペースにおける効率化の検証を行う
取り組み内容 空中ディスプレイ技術を活用したキャッシュレスセルフレジ『デジPOS』をお客様にご利用いただき、その効果を検証していく

『デジPOS』の仕様

決済手段 セブン&アイグループの電子マネー「nanaco」、交通系電子マネー、iD、QUICPay+、楽天Edy、クレジット・デビットカード、バーコード決済、Apple Pay
購入可能商品 店内商品(酒、たばこ、切手・ハガキ・印紙、宅急便、公共料金等収納代行、インターネット代金収納、店舗留め置き、金券、各種電子マネーチャージは利用不可)
サイズ 横幅317.5×奥行600mm ※既存レジと比較して約70%のサイズ
お会計までの流れ お客様が購入商品のバーコード読み取りや、会計操作を行う

空中ディスプレイとは

空中に浮かんだ映像を手で触れることなく、タッチパネル操作可能なディスプレイのことで、①ディスプレイ、②光学素子(空中ディスプレイプレート)、③センサーの各モジュールで構成されています。

三井化学のシール材「ストラクトボンド®」とは

三井化学では、液晶、有機EL、空中ディスプレイをはじめとした各種ディスプレイ向けシール材「ストラクトボンド®」の開発・生産・販売をしています。空中ディスプレイ向けには、アスカネットが販売する「ASKA3D」に「ストラクトボンド®XMFシリーズ」が使用されています。「ストラクトボンド®XMFシリーズ」は透明性に優れ、かつ貼り合わせる樹脂の屈折率に適応できるため、「ASKA3D」が実現する空中ディスプレイ映像の高画質化に貢献しています。

※製品サイト:こちらをクリック

各社の会社概要

◆東芝テック株式会社 https://www.toshibatec.co.jp/

◆株式会社セブン‐イレブン・ジャパン https://www.sej.co.jp/company/

コンビニエンスストアの「セブン‐イレブン」を運営するセブン‐イレブン・ジャパンは、1973年の創業以来、オーナー様に独立した経営者として店舗を経営していただく「フランチャイズビジネス」で、全国に約21,000店舗を展開。
お客様の暮らしや社会の変化に対応した利便性の創出とともに、商品やサービス、売場など、あらゆる面から革新を続けています。

◆株式会社アスカネット https://www.asukanet.co.jp/index.html

「フォトブック事業」、「フューネラル事業」、「空中ディスプレイ事業」の3つの事業を展開。空中ディスプレイ事業では、ガラスや樹脂などで出来た特殊なパネルを通過させることで、実像の反対側の等距離の空中に、実像を結像させることに成功した「ASKA3Dプレート」をラインナップ。従来のホログラムやインテグラルフォトグラフィーなどとは全く異なる新しい空中結像技術での特許を取得しております。

◆神田工業株式会社 https://www.kanda-kogyo.co.jp/

電子部品の組立加工を主な事業とし、ディスプレイ関連事業では4億台以上の出荷実績です。
これまでに蓄積した加工技術を応用し、従来よりも高輝度で結像品質の高い空中ディスプレイの開発に成功しております。IoTデバイスの企画・開発・販売及び空中ディスプレイの企画・販売を行う100%子会社の「MIRAIBAR」を設立し、IoTデバイスと空中ディスプレイ「MIRAIPIX」の販売を開始しております。
また、モーター制御技術を保有しているバンガードシステムズをグループ化し、メーカー部門の強化を図っております。

◆三井化学株式会社 https://jp.mitsuichemicals.com/jp/

「モビリティ」、「ヘルスケア」、「フード&パッケージング」、「基盤素材」、「次世代事業」を主要事業とする化学企業。三井化学は、2021年に長期経営計画「VISION2030」を発表し、素材提供型ビジネスから社会課題視点のビジネスへの転換を進めています。今度とも、材料開発にとどまることなく、様々なソリューションを提案し、お客様や世の中の技術の発展に貢献してまいります。

◆三井物産プラスチック株式会社 https://www.mitsui-plastics.com/

各種合成樹脂原料、及び製品販売から化学薬品原料、各種機能フィルム、ディスプレイ材料、半導体・回路基板材料、電子機器関連部材等まで多岐分野に亘る化学品の専門商社。

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