飲食店向けトータルソリューション導入事例

料理提供速度の向上をはじめ、店舗全体の課題を解決する
飲食店向けPOSシステム・自動釣銭機・飲食本部クラウドサービス・保守サポート

合資会社シーサイドドライブイン

シーサイドドライブインのイメージ画像

沖縄県恩納村にある1967年に創業の老舗飲食店シーサイドドライブインでは、多様な観光客層への対応と繁忙期のピーク時における業務負担を軽減するため、オーダー情報の標準化と伝達速度の向上が課題となっていました。レジのリプレース時に採用した東芝テックの製品により、オーダーが即座にキッチンへ送信されるフローが確立され、キッチンでは正確にオーダーを受け取ることができるようになり、提供スピードが向上しました。

  • 導入時期

    2025年7月

  • 導入目的

    多様な観光客層への対応と繁忙期のオーダーの効率化

  • 課題

    インバウンドを含む多様な顧客層の増加で接客が煩雑になりミスが発生

    繁忙期のピーク時には30分から1時間の待ち時間が発生

  • 効果

    店舗運用の効率化により余裕ある接客ができるようになった

    料理の提供速度が向上したことで繁忙期の滞留が緩和された

地域に必要とされる24時間営業のドライブイン

沖縄本島屈指の観光地、恩納村にあるシーサイドドライブインは、1967年に創業した沖縄初のドライブインレストランです。アメリカ文化の影響を色濃く受けたデザインの同店は、すべての料理がテイクアウト可能で、イートインもできるドライブイン形式です。オープン当初から、ドライブ途中の休憩場所として利用されています。

店内の利用が可能な時間帯は決まっていますが、テイクアウトはコロナ禍においても可能な限り24時間営業を継続し、コロナ禍後も水曜日を除いて「いつでも開いている安心感」を提供しています。基本メニューは長年ほぼ変わらず、「久しぶりの味」に出会える体験を大切にしています。

恩納村の港を一望できるシーサイドビューが魅力のドライブインのイメージ画像
▲恩納村の港を一望できる
シーサイドビューが魅力のドライブイン
おもちゃなどが展示されている店内のイメージ画像
▲店内は熱帯魚の水槽やレトロなおもちゃなどの展示であふれる

多様な観光客層への対応や繁忙期の処理の課題について、副店長の佐藤 仁氏は次のように語ります。

「おかげさまで、沖縄県内の方々はもちろん、観光客の皆さまにもご来店いただいており、花火のイベントなどの地域行事や、“食べ納め・食べ始め”といった節目に合わせて、年末年始も通常営業を行っています。そのため、元日には開店直後に満席となるほど混雑します。また、コロナ禍後はホテルのモーニングサービスが休止された影響で、朝食需要が増加しています。こうした繁忙時には、30分から1時間の待ち時間が発生するため、ピーク時のオーダー処理や接客サービスの向上が課題となっていました」

基本メニューのイメージ画像
▲変わらぬ「味」と手仕込みの伝統を守る基本メニューの数々
オリジナルスープのイメージ画像
▲セットメニューのオリジナルスープはテイクアウト可能

「東芝テックとの出会いは、地域の販売店からの紹介でした。担当営業さんにイートイン、テイクアウト、キッチン、ホール、本部の5つの部門に分けて提案書を作成いただいたところ、POSシステムのリプレースはもちろん、お客様の前捌きや効率的なオーダーソリューションなど、店舗全体の課題を解決する提案になっており、当社の経営陣が見えていなかった課題の解決方法が具体化され、提案内容にメリットを感じました。さらに、24時間営業を行っているため、保守対応が可能である点(24時間365日対応、全国約120か所のサービス拠点)が大きな後押しとなり、これらの提案が採用の決め手となりました」

視認性の高いオーダーリストでキッチンの効率化を実現

2025年7月、同社はテイクアウトカウンターと店内にPOSシステム『FScompassNS(QT-300+VT-350)』、ホールとキッチンに無線オーダーシステム『Order Velocity』を導入しました。また、本社では、売上管理システムの飲食店トータルクラウドサービス『FoodingWorks EX』を管理・運用しています。2026年の初め頃から徐々に、お客様ご自身でテーブルからオーダーができるタブレット型セルフオーダーシステム『RelaxOrderNS』と発券機&呼出ディスプレイの順番待ちシステムを検証・導入する計画です。

ハンディターミナル(HTL-300)のイメージ画像
▲オーダーを即座にキッチンへ送信する
ハンディターミナル(HTL-300)
POSシステムが置いてあるレジのイメージ画像
▲新たに導入したPOSシステム(POSターミナルQT-300、自動釣銭機VT-350)
キッチンプリンタ(KCP-300)はキッチンディスプレイ(KD-300)と連動

「新たに導入したPOSシステムにより、オーダーが即時にキッチンへ共有され、広い店内での伝達往復が不要になっただけでなく、キッチンディスプレイによる視認性の向上が、キッチンの処理能力を圧倒的に効率化したと感じています。オーダーされた料理の提供速度が向上したことで、繁忙期の滞留が緩和されました。また、インバウンドを含む多様な客層に対して、統一された表記とオペレーションがチェックアウト時のミス抑制に貢献しています。そのほかにも、創業50周年の際に制作したTシャツやトートバッグ、キーホルダーなど物販商品も販売していますが、新しいPOSシステムの大きな画面とタッチ式の採用により、商品の入れ替えやチェックアウトの効率化が実現しています」

大きな画面を操作しているイメージ画像
▲大きな画面とタッチ式の採用によりミスが軽減
グッズを展示している店内のイメージ画像
▲創業50周年の際に制作したグッズを販売

「今回、初めての運用となる自動釣銭機の導入は不安でしたが、東芝テックによる使い方の勉強会を実施したことや、一般的に広く普及が進んでいることもあり、導入はスムーズに行われました。レジの開け閉めの効率化に加え、現金の違算の低減といった効果も得られました。新しい機器の導入には、スタッフがスムーズに運用スキルを習得することが必要です。今回は特に問題なく移行できたと思います。導入直後は、機器が新しくなったことで常連のお客様とのコミュニケーションが増えたことも印象的でした。従事するスタッフの人数や出勤シフトに変化はありませんが、全体的に店舗運用が効率化されたことで、お客様への接客サービスに割り当てられる時間が増えたと感じています」

今後、東芝テックに期待すること

老舗飲食店のデジタル移行は、単なる機器の導入にとどまらず、視認性やスピードの向上を軸にした現場の最適化プロセスが必要です。

「コロナ禍後の朝食需要や沖縄のドライブ文化を背景に、24時間営業へのこだわりは“地域の安心インフラ”として重要だと考えています。今後も東芝テック製品の提案を受け、次の10年、20年を見据えて持続可能な運営を模索していきたいと思います」

東芝テックは、変わらぬ「味」と手仕込みの伝統を守るドライブインの現場の課題を解決することで、地域のお客様やインバウンドを含む多様なお客様の期待に応える店舗営業を今後もサポートしていきます。

シーサイドドライブインの外観のイメージ画像
▲24時間営業を続けることで、地域に安心を提供している
テイクアウトを注文しているお客様のイメージ画像
▲イートインの基本メニューはすべてテイクアウト可能

※当記事は2025年11月時点のものです。
時間の経過などによって内容が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

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