中小企業診断士板橋氏の店頭・オフィス改善の法則 2回目
板橋です。第2回目は業務効率についてお話ししたいと思います。皆さんご存知かと思いますが、現在製造業の現場では現場改善の動きが日常的に行われています。ラインの各工程をストップウォッチで計測し、どうしたらさらに短時間で製造できるか、アイディアを出し合っています。そしてさらなる効率アップのためには、ラインの流れさえも変更しています。このように、業務効率とは現在あるムダな動きを減らし、生産性を高めることです。では、どう活用すれば、エコクリスタルで業務効率を上げられるでしょうか。
外制とラミネートの業務効率
例えばエコクリスタルを使って内制せずに、社外に依頼する場合を考えてみましょう。外に依頼する場合は、ある程度まとめて出そうと思うものです。その分、すぐ欲しいものも遅らせて出しますから、スピードのムダが生じます。さらに通例、外部に出す場合は上長の承認を、金額がかさむ分についてはもっと上の上長の判断を仰ぐ必要がありますから、ルールとはいえ業務効率は向上しません。
エコクリスタルで自社内でつくる場合はどうでしょうか。手描きあるいはPCで作成したものを一度上長にチェックに回すだけで出力でき、掲示物がすぐでき上がります。ビジネスチャンスはスピード勝負。欲しい時にサッとつくれ、すぐ販促活動が展開できます。
さらに、お店のメニューなどのようにラミネートに折り加工して完成するものの場合はどうでしょうか。きちんと折れない上に時間とコストがかかりますが、エコクリスタルなら、二つ折り・三つ折りなど折り作業もスムーズです。ラミネートとエコクリスタルのどちらを使った方が業務効率がいいかは、言うまでもないのではないでしょうか。
作業フロー ラミネート20枚を外注した場合
何度も上長の確認が必要。業者へ渡せば、出来上がりまで2・3日かかる。。。
わずか3ステップ!美しくスピーディに仕上がります!
リピーター施策にエコクリスタルを活用する
店舗経営にとって大切なこと。それは、常にお客様に買い物していただくことです。いかにお客様にお店のリピーターになっていただくか。エコクリスタルにはカードサイズの用紙がラインアップされています。その用紙を使って、優良顧客の方にご優待券、キャッシュバック券などをつくってみてはいかがでしょうか。何度も来店されているお客様はご自分が「選ばれた客」であることを感じ取り、さらに気軽にお店に足を運んでくださるのではないでしょうか。さらにバーコードを入れてお客様情報を管理すれば、レジ時間の短縮にもなります。エコクリスタルが持つ光沢感も、優待カードに適しています。
いつも新規顧客を追いかけるのではなく、いかに現在のお客様にリピーターになっていただくかも、販売促進と業務効率を向上させる大切な視点です。
市販のバーコード作成ツールで簡単に作成できます。
会員への移行を促すために、ビジター向けに配布。
社内配布・掲示物とエコクリスタル
カードサイズなど小サイズのエコクリスタルは、社内でも活用できます。オフィスには内線番号表や退社時の手順表など小サイズのマニュアル類が欠かせないものです。それらを全員分エコクリスタルで制作・出力し、配布すれば、各自が作成する場合の労力・コストが削減できます。時期によって内線番号が変更されることも考慮に入れ、出力時期ごとに印字色を変更すれば、古い番号表が混在するといったこともなくなります。退社時の確認掲示なども、エコクリスタルで作成・掲示すれば、閉め忘れや指示の不徹底を防げ、効率向上に寄与すると思います。
背景に色を印刷することで、常に新しいものだと認識
[店舗視点]
優良顧客へのプレミアム施策としてエコクリスタルで優待カード等を作成する場合も、ラミネート作業が不要ですからスピード作成が可能です。業務効率の向上も実現できます。
[オフィス視点]
カードサイズのエコクリスタル用紙を使って照明やエアコンのスイッチごとに「環境OFFタイム」「クールビス実施!」といった社内指示を掲示すれば、省エネひいてはコスト削減にも活用できます。