エバグリーン廣甚株式会社 レジ業務を効率化し、売り場品質を高める取り組み~フルセルフレジ導入事例~
エバグリーン廣甚株式会社は、スーパーエバグリーンをはじめとした小売事業のほか、飲食事業、製造事業、調剤薬局、EC事業を、和歌山県内を中心に大阪府、奈良県に展開しています。 エバグリーンとは「いつまでも色あせない=Evergreen」から由来し、お客様がいつも笑顔でハッピーに、ワクワクしながらお買い物をしていただける品ぞろえや価格など、あらゆるサービスを心がけた店舗づくりを目指しています。 ※2026年5月時点
フルセルフレジ
導入時期
導入目的
- レジ業務効率化で、売り場品質を高める
課題
- 慢性的な人手不足
- レジ業務に人員を取られ、品出しや売り場づくりに手が回らない
効果
- レジ業務人員が7人から5人に削減
- 重量チェック機能で「うっかりスキャン漏れ」を防止
- レジ以外のお客様サポート業務、売り場づくりが充実
地域一番店のメガドラッグストアにフルセルフレジ導入でお客様のニーズに応える
「地域一番店」これがエバグリーンのコンセプトです。一番店であり続けるために、価格、品揃え、提案力、演出力、サービスといったあらゆる面を強化し、お客様の生活を幸せで豊かなものにしたいと、日々進化を続けています。
毎日の「食」に欠くことのできない地物を中心とした生鮮食品をはじめとし、バラエティー豊かなお惣菜、日配品のほか、圧倒的な品ぞろえを誇る酒類が所狭しと並びます。また、多くの店舗がドラッグストアを併設したメガドラッグストアという形態をとり、医療機関からの処方箋を受け付ける調剤薬局も積極的に展開し、「食」だけでなく健康面からも地域のお客様を力強くサポートしています。
「当社は、お客様の健康増進企業でありたいという思いを持ち合わせています。地域の医療に貢献する『エバグリーン基金』の創設や、年に一度の健康フェアの実施もその一環です。店内にある調剤薬局に関しては、受け付けてからの待ち時間をお買い物に充てることができて便利だという声をよく聞きます」そう語るのは、エバグリーン廣甚株式会社 システム部 前澤晃輔課長です。
スーパーエバグリーン古屋店は、南海加太線八幡前駅から歩くこと約6分、和歌山市内の街道沿いにあります。朝8時になると開店を待ち構えていたお客様が続々と入店。入口すぐの横には調剤薬局があり、正面には大きな売り場が広がります。「エバグリーンに来れば、生鮮食品からお惣菜、お酒、日用品、お薬に至るまですべてワンストップでお買い物ができる、それが一番の強みです」(前澤課長)
すべてが取り揃うという広い店内の柱には大きな文字で売り場名が記され、吊りPOPでは商品の詳細が明記されているため、どこに何があるのかがひと目でわかるようなレイアウトになっています。メガドラッグストアであるがゆえ、お客様一人当たりのお買い上げ点数は多く、レジ対応に時間を要していたと言います。「レジ業務に人員を取られることによって、品出しや売り場づくりといった業務に手が回らない状態、慢性的な人員不足が大きな課題となっていました。併せて、店舗全体の人時売上高の改善も必要に迫られていた状態です」(前澤課長)
お客様をお待たせしないよう、従来の有人レジに対しては手厚い対応をしていたものの、年間を通じての人員確保・維持も経営上の課題の一つとなっていました。その解決の糸口を模索していたところ、フルセルフレジの導入にたどり着きました。
重量チェック機能を見直し再設定することでスムーズな運用を実現
フルセルフレジを導入した後も、有人レジ等さまざまな形態のレジを併用することで、お客様のニーズに合わせたサービスが実現できているという同社。これまで有人レジをご利用のお客様からは使い勝手等に関するコメントが寄せられると想定していましたが、予想以上に少なく、すんなりと受け入れてもらえたと実感していると言います。「操作でお困りの時は、サポートする従業員がすぐにお手伝いできるようスタンバイしていますので、ご年配の方にも安心してお使いいただいています」(前澤課長)
フルセルフレジを導入したことにより有人レジにはゆとりができ、レジ業務に従事する従業員数も約2名の削減が実現しました。代わってレジ以外のアテンダント業務や、これまで十分な対応ができていなかった品出し、陳列といった店舗業務が手厚くなり、より充実した店内でお客様をお迎えすることが可能になったと言います。
フルセルフレジでよく耳にする「うっかりスキャン漏れ」については、重量チェック機能でしっかり検知しています。しかし、試行錯誤を繰り返しながら現在の仕様に落ち着いたと、営業部 レジ課 藤本克子係長は振り返ります。
「導入当初は重量チェックを機能させていたのですが、そのことでアテンダント業務が増えてしまったことから、一度この機能を外したのです。するとスキャン漏れによる防犯レベルが低下し、ロス金額が増えたことによるアテンダントへの心理的負担が増してしまいました。さらに、一度スキャンした商品のバーコードを続けて読んでしまう『二度読み』といったアクシデントも多く発生しました。その取り消し処理もアテンダントの大きな負担となりました」
現在は、重量チェック機能の設定を導入当時から見直し再開することで、スキャン漏れの防止と二度読みといったエラー排除が可能となり、スムーズな運用を継続しています。
今後の展開と東芝テックへ期待すること
フルセルフレジの導入で充実した店舗づくりが実現したスーパーエバグリーン古屋店。今後の展開と東芝テックへの期待を、エバグリーン廣甚株式会社 前澤晃輔課長に伺いました。
「当社のこだわりは、何といっても地場の生鮮品です。現在は和歌山県を中心としたエリアに出店していますが、まずは西日本でトップになりたいですし、いずれは全国へという夢もあります。そのためには東芝テックさんの協力は欠かせません。いつも現場の課題に寄り添った細やかなサポートをしていただき、とても感謝しています。今後は、さらに従業員の負担を減らしつつ、精度の高いセキュリティーを両立できる新しいチェックアウトシステムのご提案を期待しています」(エバグリーン廣甚株式会社 システム部 前澤課長)
導入事例インタビュー動画
小売業界におけるチェックアウトシステムに関する課題と、フルセルフレジ導入による効果を
エバグリーン廣甚株式会社 システム部 課長 前澤晃輔様と営業部 レジ課 係長 藤本克子様にお話を伺いました。
- 当記事は2026年5月時点のものです。
時間の経過などによって内容が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。