これって正しい?敬語の使い方
第7回「クッション言葉」で会話をスムーズに
お店づくりトピックス
敬語は接客の基本。よかれと思って使用している敬語に対して、相手が不快に感じている場合があります。正しい敬語の使い方を知り、お客様に好印象を与えましょう。
相手に配慮しながら言いにくい内容を伝える
「クッション言葉」とは、相手に何かを依頼したり、言いにくいことを伝えたりするときに、会話の印象をやわらげ、コミュニケーションを円滑にするための言葉です。最初にクッション言葉を挟むことで、反論やお断りといった相手が不快に感じそうな内容でも、失礼な印象を与えることなく、本題を伝えることができます。
クッション言葉は接客をはじめとする対面や電話でのコミュニケーションだけでなく、メールやチャットなどのテキストベースのコミュニケーションや、家族・友人との会話でも欠かせません。ぜひ使い方をマスターし、良好な人間関係を築く一助にしましょう。
「ご面倒をおかけし恐縮ですが」はわざわざ来てもらう際の感謝や恐縮の気持ちを表します。相手に貴重な時間を割いてもらったり、手間のかかる内容を依頼したりする場合は、「お手数をおかけしますが」「お忙しいところ恐縮ですが」「もしご都合がよろしければ」といったクッション言葉を添えて相手に配慮します。
相手に対して聞きたいことや確認事項があるときなどは、「もしよろしければ」「可能であれば」「大変恐縮ですが」などのクッション言葉も役立ちます。
お断りやお詫びは“ダブルクッション”で
相手の希望に添えない場合や対応できない旨を伝える際は、伝えたい内容の前後をクッション言葉で挟むことで、相手に与える不快感を最小限に抑えます。さらに、断った後に代替案を提示することで相手に安心感を与え、より親切な対応へとつなげることができます。
監修:川道映里(かわみち えり)
徳島文理大学短期大学部准教授
- 当記事は2026年1月時点のものです。
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