~お客様訪問:牛たん炭焼 利久 松島五大堂店~食材王国・宮城の魅力を全国へオリジナル商品や新業態を次々展開

お客様訪問

株式会社 利久 代表取締役 亀井 利二氏

仙台を代表するグルメ・牛たん焼き。株式会社利久は、「牛たん炭焼 利久」を中心にさまざまな業態で全国各地に106店舗(2026年3月末現在)を展開、牛たん焼きの全国的な知名度向上に貢献してきた。自社オリジナルの和菓子やクラフトビールの開発・製造などの新規事業にも積極的に取り組む同社を、松島五大堂店(宮城県松島町)で取材した。
株式会社 利久 代表取締役 亀井 利二氏

地元産の食材を使った オリジナルメニューを提供

店内のイメージ画像
▲2階、3階は計190席の団体専用フロア。松島湾の景観を楽しみながら食事をすることができる

JR仙石線の松島海岸駅から徒歩約10分。2020年にオープンした牛たん炭焼 利久 松島五大堂店は、日本三景・松島の海を眼前に望む絶好のロケーションに立地する。同店から数百メートル駅寄りには松島海岸駅前店があり、松島では2店目の店舗となる。1階のレストランでは、麦飯やテールスープなどが付いた利久の看板メニューである各種牛たん定食をはじめ、同店限定の仙台牛ローストビーフ丼や、三陸の海の幸をふんだんに使った海鮮丼定食など、オリジナルメニューが味わえる。
株式会社利久代表取締役の亀井利二氏は、「宮城にはおいしいものがたくさんあります。松島五大堂店は観光でいらっしゃるお客様が多いため、地元の食材を大切にし、
意識的に取り入れたメニューで、その魅力を伝えていきたいと考えています」と話す。
2階、3階はテーブル席中心の団体客専用フロア。通常メニューのほか、団体客専用メニューやコース料理なども提供する。
「松島は大勢のお客様がそろって食事できるところが少なく、修学旅行やインバウンドを中心とした団体のお客様によくご利用いただいています」(亀井氏)

牛たん極(きわみ)定食のイメージ画像
▲通常より厚い牛たんを使った牛たん極(きわみ)定食(写真は6切/税込4,141円)。クラフトビールは5種類を提供しており、宮城県産のゆず果汁を使った「クーレット」などが人気(写真/税込770円)
松島五大堂店オリジナルの仙台牛ローストビーフ丼定食のイメージ画像
▲仙台牛のローストビーフにネギトロやイクラ、ウニなどを載せた松島五大堂店オリジナルの仙台牛ローストビーフ丼定食(税込3,025円)
利休の海鮮丼定食のイメージ画像
▲三陸産を中心に海の幸を贅沢に使った利久の海鮮丼定食(税込3,322円)。プラス660円で牛たん焼2切を追加できる

クラフトビールの製造や ベーカリーなども展開

売店では、県内産の抹茶や生クリームを使った「伊達茶クリーム大福」など、利久が手がける和菓子ブランド「菓匠 撰利久」の商品をはじめ、2022年に立ち上げた「希望の丘醸造所」で製造するクラフトビールなどの自社商品を販売している。
「クラフトビールは、県内産のブランド米『ひとめぼれ』やブルーベリーなど地元で生産される農産物を使い、季節限定品やコラボ商品などを含めて20種類以上をつくっています。昨年度から他社様より醸造施設を借り受けたことで生産量もアップし、軌道に乗りつつあります」(亀井氏)
同社はレストラン事業においても、メイン業態である「牛たん炭焼 利久」以外に、ラーメンなどのカジュアルな料理も楽しめる「利久食堂」や、豚ホルモンを溶岩石で焼いて味わう「仙臺ホルモンガッツ」など、多彩な業態を展開。近年、こうした新たな取り組みにより、店舗数を着実に増やしている。
「きっかけはコロナ禍でした。外食産業が落ち込む中、スーパーの惣菜やテイクアウトが人気を集めているのを見て、もっと日常食に近い分野に挑戦してみようと考えました」と亀井氏は話す。
2022年から東京と仙台で展開するベーカリーも新規事業の一つ。仙台は20年以上続く人気店の経営を引き継いだもので、この春3店舗目が仙台市内にオープンする。

和のテイストを取り入れた、くつろげる雰囲気の1階レストランのイメージ画像
▲和のテイストを取り入れた、くつろげる雰囲気の1階レストラン。テーブル席のほかにカウンター席を多数設け、一人でも気兼ねなく食事できる
1階売店のイメージ画像
▲1階売店では牛たんシチューなどの加工品や利久が展開する和菓子ブランド「菓匠 撰利久」の商品などが購入できる
雪見団子のイメージ画像
▲売店で特に人気を集めているのが、ずんだ、いちご、和栗など、季節ごとにさまざまなトッピングで提供する雪見団子。春や秋の観光シーズンには店舗の前に長い行列ができる。テイクアウト専用で1本税込260円から

店舗の特徴に合わせて 最適なシステムを導入

株式会社利久では、系列店すべてに東芝テックのPOSレジを導入している。
亀井氏は、「店舗ごとにメニューが異なるという当社の特徴に対応できるレジであることが、導入の決め手でした」と話す。
レストランではPOSレジと連動したハンディターミナルを使用しており、スムーズな店舗オペレーションに欠かせないものとなっている。
近年はお客様ご自身がスマートフォンを操作して注文するモバイルオーダーを導入する店舗も増えているという。
「業態やロケーションによっては最初だけスタッフがご案内し、あとはモバイルオーダーの方が使い勝手がよいという店舗もあります。海外からいらっしゃるお客様などは母国語でオーダーできるなどのメリットもあるため、各店のニーズに合わせて最適なシステムを導入していきたいと考えています」(亀井氏)
「私が利久を創業した40年ほど前は、仙台で牛たんを提供する店は数店しかありませんでした。仙台の名物として全国に知られるようになったのは、一緒に頑張ってきたスタッフや同業者の皆さんの努力もありますが、やはり〝おいしい〟ということに尽きると思います」と語る亀井氏。
今後もレストランで提供するメニューや和菓子などに県内産の素材を積極的に取り入れることで、「食材王国といわれる宮城の食の魅力を全国に発信していきたい」という。

POSレジ「QT-200」のイメージ画像
▲松島五大堂店では自動釣銭機付きのPOSレジ「QT-200」(写真)と「QT-11」を計8台導入
ハンディターミナルのイメージ画像
▲オーダーに欠かせないハンディターミナル。丈夫で使いやすいとスタッフにも好評だ
利休のイメージ画像
利休のロゴ画像

組織概要
会社名 株式会社 利久
創業 1988年2月
設立 1990年9月
代表者 亀井 利二
事業内容 飲食店の運営、加工食品の製造販売
本社所在地 宮城県岩沼市吹上2丁目2番36-1号
店舗所在地 宮城県宮城郡松島町松島字町内112-2
ホームページ https://corp.rikyu-gyutan.co.jp/

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