~廻転とやま鮨 富山駅前店 新館~多彩な地魚とおもてなしで観光客を魅了富山の旬を気軽に味わえる人気寿司店

お客様訪問

株式会社 ビーライン 執行役員 鵜沢 光樹氏写真

JR富山駅前に本館と新館の2店舗を構え、富山の地魚にこだわった寿司を提供する廻転とやま鮨 富山駅前店。どちらも連日多くのお客様でにぎわい、店頭には入店を待つ行列が絶えない。本館から数十メートルの場所に、2025年4月にオープンした新館を訪ね、その人気の秘密を探った。
株式会社 ビーライン 執行役員 鵜沢 光樹氏

富山駅前という好立地 お客様の多くが観光客

廻転とやま鮨 富山駅前店 新館 店内写真
▲和のテイストを取り入れた、明るくモダンな店内。全26席のうちカウンター席が14席あり、お客様は各席に設置されたタブレット端末を使ってオーダーする

廻転とやま鮨 富山駅前店を運営する株式会社ビーラインは、2005年に創業。富山空港で寿司とラーメンを提供する「とやま鮨らーめん」など、富山県内を中心に飲食店の経営やコンサルティングなどを手がける。廻転とやま鮨2店舗のほか、系列店の炙庵とやま鮨、とやま鮨海富山がいずれも富山駅南口から徒歩1〜2分の場所にある。
同社執行役員の鵜沢光樹氏は、 「廻転とやま鮨 富山駅前店は、〝廻転〟と銘打っているものの、寿司を常時流しているわけではありません。お客様がタブレット端末で注文した寿司を職人がそのつど握り、レーンを使ってご提供しています。富山駅前という立地と、カウンターで気軽に食べられることから、本館・新館ともに県外から観光や出張などで訪れるお客様が大半を占めています。地元のお客様はテーブル席や個室のある炙庵とやま鮨や、とやま鮨海富山を選ばれることが多いです」と話す。
炙庵とやま鮨、とやま鮨海富山ではコース料理も提供するなど、各店舗によって多少の違いはあるが、どの店舗も富山湾で獲れる鮮度抜群の地魚を使った寿司を中心に提供している点では共通している。
「例えばマグロに関しても、旬の時期はできるだけ県内で水揚げされた本マグロを使うようにしています」と鵜沢氏。

廻転とやま鮨 富山駅前店 新館 テーブル席写真
▲テーブル席は6人掛けが2卓。家族連れなどのグループに好評だ
やま鮨ランチ写真
▲10時30分から14時30分(ラストオーダーは14時15分)のランチタイムは、旬の地魚10貫を盛り合わせた「とやま鮨ランチ」(税込3,520円)が人気*
富山湾七貫写真
▲単品のほか、各種セットメニューも提供。のど黒や紅ズワイガニなど、富山湾で獲れる旬のネタを盛り合わせた「富山湾七貫」(税込2,948円)が一番人気*

地元の食材にこだわった 多彩なメニューを提供

廻転とやま鮨 富山駅前店新館では、好きなネタを1貫または2貫ずつオーダーする「握り」のほかに、セットメニューも提供している。中でも人気が高いのが、白海老や紅ズワイガニなど、富山を代表する寿司ネタを使った盛り合わせ「富山湾」で、それぞれ「三貫」「五貫」「七貫」の3種類がある。
とやま鮨では、富山を訪れる多くの人に「富山の寿司」の魅力を伝えると同時に、同県の食文化の発信に力を入れている。
「刺身や天ぷらなどの一品料理にもこだわっており、『白海老天ぷら』や『のど黒かぶと煮』など、富山ならではのメニューが人気です。魚以外の食材も地元産を重視しており、米は100%富山米、お茶も創業148年という県内の老舗茶園のものを使っています」(鵜沢氏)
料理と同様、こだわっているのが接客だ。オーダーはお客様自身がタブレット端末を操作して行うため、スタッフがお客様に接する機会はおのずと少なくなる。それだけに限られた時間の中でも、お客様の印象に残るおもてなしができるよう、教育にも力を入れる。「海外からのお客様も多いため、思い出に残る旅になるよう、たとえ言葉が通じなくても、できる限りお客様とコミュニケーションを取るよう心がけています」と鵜沢氏は言う。

ほたるいか沖漬け写真
▲「ほたるいか沖漬け」(税込660円)など、富山の名物を使った一品料理も多数提供*
白海老コロッケ写真
▲「富山湾の宝石」と称される白海老を細かく砕いて練り込んだ、風味たっぷりの「白海老コロッケ」(税込550円)*
富山県内の日本酒写真
▲ドリンク類は、富山県内の酒蔵18蔵の日本酒を中心に、寿司に合うものを取り揃える

デジタルツールを積極活用 効率化・省人化を推進

2026年5月、株式会社ビーラインは経済産業省が定める「DX認定」を、富山県の外食産業で初めて取得。これはデジタル技術を活用して経営変革を進め、持続的成長と競争力強化に取り組んでいる企業を認定する制度で、同社は受発注業務の自動化やPOSデータを活用した計数管理など、デジタルツールの導入やデータ活用を積極的に推進していることが評価された。
「店舗でも、タブレット端末を使ったオーダーや寿司皿のRFID(無線ICタグ)を読み込んで精算するシステムなど、会計の効率化や省人化に役立つツールを複数導入しています。東芝テックのPOSレジは、そうした様々なシステムを連携するプラットフォームとして欠かせないものになっています。デジタルツールの活用は、会計の計算ミスを防ぐという意味でお客様の安心につながりますし、従業員の負担軽減にもなります。そうして生まれた余力を接客や調理に振り向けることで、さらに質の高いサービスを提供したいと考えています」(鵜沢氏)
2026年4月、株式会社ビーラインは中長期的に売上高100億円を目指す「100億円宣言」を行った。鵜沢氏は、「2026年7月期は前期の約1・5倍となるグループ全体売上24億円を達成する見込みです。来期も約37億円という高い目標を掲げており、今後も〝富山の食〟にこだわりながら、出店エリアの拡大や新業態の開発などを推進することで、目標を達成していきたいと思っています」と抱負を語ってくれた。

とやま鮨 特製 昆布ガリ写真
▲店内で提供しているガリをお客様の要望に応えて製品化した「とやま鮨 特製 昆布ガリ」(税込780円)。店頭のほか、自社サイトや各種通販サイトなどで販売
自動釣銭機付きのQT-30T写真
▲POSレジは、自動釣銭機付きのQT-30Tを対面運用。液晶画面が鮮やかで見やすく、操作しやすいと好評だ
廻転とやま鮨 富山駅前店 新館 外観写真
廻転とやま鮨 ロゴ写真

組織概要
会社名 株式会社 ビーライン
創 業 2005年3月
設 立 2006年8月
代表者 大坪 悟
事業内容 飲食店の経営およびプロデュースなど
本社所在地 富山県富山市田刈屋88-4
店舗所在地 富山県富山市桜町1-3-6
ホームページ https://beeline-e.co.jp/

*写真提供/株式会社ビーライン

Toshiba Tec Group Philosophy Creating with You ともにつくる、つぎをつくる