~道の駅 KOKOくろべ~富山・黒部の魅力が詰まった道の駅地域活性化の拠点として地元の発展に貢献

お客様訪問

株式会社ジェック経営コンサルタント 道の駅KOKOくろべ 駅長宮﨑 隆行氏写真

2022年4月、富山県16番目の道の駅としてオープンしたKOKOくろべは、北陸地方の大動脈・国道8号線に面し、北陸新幹線・黒部宇奈月温泉駅からも車で約10分という交通至便な場所にある。観光や地域振興、防災拠点としての機能を持ち、富山県で唯一 「重点『道の駅』」に認定されている。県内外から多くの利用客が訪れる同施設を取材した。
株式会社ジェック 経営コンサルタント 道の駅KOKOくろべ 駅長 宮﨑 隆行氏

災害時には防災拠点の役割 子どものための遊具も充実

農産加工品を販売する直売所「瑞みずいろ彩マルシェ」店内写真
▲地元の生産者が農産物やジャムなどの農産加工品を販売する直売所「瑞みずいろ彩マルシェ」。野菜や果物は平台を中心に展開し、 見やすく、手に取りやすいレイアウトが特徴

道の駅KOKOくろべは黒部市が整備し、指定管理業者として、富山県を中心に施設運営や地域活性化事業などを展開する株式会社ジェック経営コンサルタントが運営している。施設内に非常用電源や備蓄倉庫などを備え、隣接する黒部市総合公園と連携し、災害発生時には一時避難場所としての役割も担う。
KOKOくろべという名称は公募によって選定され、「ここから黒部が発展してほしい」「ここは黒部」という2つの想いが込められているという。
約2万2000ヘクタールの敷地には、芝生広場や展望台、巨大トランポリン「ふわふわドーム」などの遊具、屋内にもジャングルジムやすべり台などを備えたキッズフロアがあり、子ども連れの観光客や地元客が多く訪れる。駅長の宮﨑隆行氏は、「24時間利用できる授乳室や液体ミルクの自動販売機などもあり、休日はご家族で長時間利用されるお客様もいらっしゃいます」と話す。
ショッピングエリアは、建物中央に位置するフードコートを挟み、地域の生産者が野菜や果物、農産加工品などを出品する直売所「瑞彩マルシェ」と、黒部市を中心とした富山県の特産品や土産物を集めた「こられっと」の2つがある。
「約270軒の生産者が出品登録している直売所は、新鮮な農産物を手頃な価格で購入できるとあって、特に地元のお客様から高い人気を集めています」と宮﨑氏。

富山県内の名産品・特産品が揃う「こられっと」店内写真
▲黒部市をはじめ、富山県内の名産品・特産品が揃う「こられっ と」。富山湾で獲れる白えびの菓子などが売れ筋商品
道の駅オリジナル手拭いの写真
▲黒部市の観光名所や名物をデザインした、道の駅 オリジナル手拭いを制作。旅の記念として、お客様に 喜ばれている
「黒部米」写真
▲直売所で高い人気を誇る「黒部米」。お米として全国初の 地域団体商標(地域ブランド)に認定されている

物販、フードコートともに 地元の特産品、食材を提供

県内各地の名産品約1500種類を取り揃えた「こられっと」には、黒部峡谷や立山連峰を訪れる観光客も多く立ち寄る。市内に醸造所がある「宇奈月ビール」や、富山の定番土産・白えびせんべいなどが人気の品という。
「富山県東部でも有数の品揃えを有しており、帰省時の土産品を求めて来られるお客様も多くいらっしゃいます」(宮﨑氏)
「瑞彩マルシェ」と「こられっと」の間には、約200の座席を備えたフードコートがあり、和食を中心とした「つばき食堂」や地元企業が運営するラーメン店「麺屋はなと」など、5店舗が出店している。富山湾で獲れる白えびや黒部市で生産される「黒部名水ポーク」など、各店とも地域の食材を生かしたメニューを提供。富山県産の小麦や米粉を使ったクレープ店などもあり、人気を呼んでいる。
「直売所が全体の売上の40%を占め、『こられっと』35%、フードコート25%というのが、おおよその売上構成比です。平日の来店客数は平均1700~1800人で、約8割が県内のお客様ですが、週末や大型連休は県外からのお客様が大幅に増え、ゴールデンウィーク期間中など観光シーズンには1万人を超える日もあります」(宮﨑氏) 

県内各地の地ビールや地酒の写真
▲黒部市宇奈月町で製造される「宇奈月ビール」をはじめ、県内各 地の地ビールや地酒も人気
「瑞彩マルシェ」と「こられっと」の間に位置するフードコート写真
▲「瑞彩マルシェ」と「こられっと」の間に位置するフードコート。地 元の老舗蒲鉾店が運営する練り物専門店なども出店
いのししボロネーゼの写真
▲洋食中心の「ファミリーキッチンカモメ」では、「いのししボロネー ゼ」などのジビエ料理も提供。スープ・サラダ付きで税込1,150円

POSデータを売上や在庫の管理に活用

道の駅KOKOくろべではオープンに合わせ、東芝テックのPOSレジを導入。「瑞彩マルシェ」と「こられっと」に各2台を設置しているほか、券売機を導入していないテナントにも4台を配置し、計8台が稼働している。
「直売所では各生産者が商品を持ち込む委託販売が中心なので、POSレジは精算だけでなく、売上管理や在庫管理にも欠かせないツールになっています。商品数の多い『こられっと』でも、商品の選定や改廃などにPOSデータを活用しています」と宮﨑氏は説明する。
オープンから丸4年が経過し、5年目に入った道の駅KOKOくろべ。同施設の開設以来、近隣には有名コーヒー店「スターバックス」や日帰り温浴施設などが次々とオープンし、商業地区としての魅力が高まっている。
「当施設も売上を毎年更新しており、昨年度は約6億円と過去最高を記録しました。今年度は近隣施設や地元企業と連携した取り組みやイベントにも力を入れ、これまで以上に集客できるよう努めていきたいと思っています」と語る宮﨑氏。
物産の販売を通して黒部市の魅力を県内外に発信する道の駅KOKOくろべ。地域や行政との連携を深め、ドライバーの休憩施設としてだけではなく、子どもから高齢者まで、幅広い世代が楽しめる道の駅として、地域の方にも観光客にもさらに愛される施設を目指している。

キッズフロアの写真
◀︎木製遊具を中 心に、ジャングル ジムやすべり台な どを設置したキッ ズフロア
芝テックのラベルプリンター写真
◀︎農産物に貼付 するバーコードは、 生産者自身が東 芝テックのラベル プリンターを操作し て出力
自動釣銭機付きのM-9000写真
▲POSレジは自動釣銭機付きの M-9000を使用。各種キャッシュレ ス決済にも対応し、スタッフからも使 いやすいと好評だ
KOKOくろべ外観写真
KOKOくろべのロゴ画像

組織概要
指定管理者 株式会社 ジェック経営コンサルタント
設 立 1991年3月
代表者 山瀬 孝
事業内容  民間および公共施設等の管理運営など
本社所在地 富山県富山市湊入船町3-30
道の駅KOKOくろべ所在地 富山県黒部市堀切925番地1
ホームページ https://www.koko-kurobe.jp/

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