トップメッセージ

経営理念「私たちの約束」を基盤として、社会に貢献しステークホルダーの期待に応える企業をめざします。 東芝テック株式会社 代表取締役社長 池田隆之

経営理念

東芝テックグループの経営は、全世界の当社グループ役員・従業員が持つべき共通価値観である経営理念「私たちの約束」を基盤としています。そして、その経営理念を具体化し、持続可能な社会の形成に貢献する企業であるための行動指針として定めた「東芝テックグループ行動基準」を、役員・従業員の一人ひとりが遵守し、公正かつ誠実で透明性の高い事業活動を行っています。

当社グループにとってのCSR経営とは、経営理念・行動基準の実践そのものです。経営理念・行動基準を実践することが、ステークホルダーの皆様との信頼関係構築、当社グループの持続的成長、社会への貢献につながると考えています。

生命・安全、コンプライアンス

CSR経営において最優先されるのが「生命・安全、コンプライアンス」です。東芝テックグループでは、生命・安全、コンプライアンスを最優先するという考えのもと、環境、人権、地域社会との調和等を重視した企業として、健全で質の高い経営の実現に努めています。

環境経営の推進

より良い地球環境の実現のため、率先して企業としての役割を果たしていきます。すべての事業プロセス、すべての商品において、持続可能な社会構築のため、地球資源の保全・保護を最優先に環境プランを進めていきます。世界中で環境と調和した商品を提供し、開発・製造・販売という事業活動のあらゆる面で環境負荷を低減していきます。

多様性の尊重

グローバルに事業を展開する中で、世界それぞれの国々・地域の文化や歴史、習慣の違いを認識し尊重することはもちろんのこと、日々変化する社会の価値観を汲み取りながら、グローバル企業として活動しています。

また、民族・性別・年齢など一人ひとり異なるパーソナリティがお互いに啓蒙しあうことにより生まれる新しい発想を大切にし、多様性を尊重した人財活用を行うとともに、個々人の働き方のワーク・スタイル・イノベーションにも注力します。

ステークホルダーとの関係

東芝テックグループは、お客様、株主・投資家、従業員、地域社会、取引先などのステークホルダーの皆様との信頼関係に基づいた事業活動を行っていくことが重要だと考えています。当社グループが持続的に成長・発展していくためには、ステークホルダーの皆様との相互信頼の構築は不可欠です。今後もさまざまなコミュニケーションの機会を通じてステークホルダーの皆様の声を聴き、期待をしっかりと捉えて事業を推進してまいります。

お客様にとっての価値創造が原点

私たちはお客様に喜んでいただける商品・サービスを通じて社会貢献するために、常にお客様の視点に立ち、お客様が真に求めているものを創造しています。「お客様の役に立つ」、そして「新しい価値を創造する」。私たちの使命は、お客様をはじめとするすべてのステークホルダーの期待を超える商品・サービスを創造し、多くの感動をお届けすることです。

持続可能な社会と成長の実現

現在、私たちを取り巻く環境は、日々大きく変化しています。国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs※)」や「パリ協定」などに象徴されているとおり、グローバル社会はさまざまな課題に直面し、年々複雑化、深刻化しております。

このように複雑化、深刻化する社会の課題を解決するために、それらの社会課題の解決と事業の関連性を強く意識した経営、そして社会の一員として責任ある行動の2つの側面で企業活動の推進を目指してまいります。

私たちは国連が制定したSDGsの17の目標と169のターゲット目標から事業との親和性の高い項目を戦略的に選び、事業活動を通じて社会課題を解決するCSR経営を推進していきます。

東芝テックの重要な経営資源の強化について

私たちが提供するさまざまなソリューションは多様な知識・経験・価値観の組み合わせにより生まれます。
そのため社員一人ひとりが強みを活かして活躍できる職場環境が必要です。そのため、私たちは「創造的な働き方改革」に取り組みます。そして個人と組織の両面から生産性を高めることで持続的な成長を目指しております。

最後に

私たち東芝テックグループは、「私たちの約束」という経営理念のもと、戦略的なCSR経営を実践することによって、グループの事業領域においてさまざまなソリューションで価値を創造し、持続可能な社会の実現に貢献するとともに、企業価値の向上を目指してまいります。