社会貢献活動
東芝テックグループでは、行動基準の中で「社会とのかかわり」に関する基本方針を明確化しています。グローバル社会の一員として、それぞれの国や地域の歴史・文化・慣習などを深く理解し、より良い社会の実現を目指して、「次世代育成」「社会福祉」「環境保護」への貢献を軸に、地域に根ざしたさまざまな活動に取り組んでいます。
行動基準
19. 社会とのかかわり
- 東芝テックグループの基本方針
- 地域社会との連帯と協調を図り、その一員として責任を果たすとともに、NPO・NGO、行政、国際機関など、幅広いステークホルダーと連携、協働を進めます。
- 役員・従業員のボランティア活動等を支援するとともに、公民権の行使について最大限配慮します。
- 社会への貢献度、目的、公共性等を勘案し、事業活動を行っている国や地域で適時かつ適正な寄付を行います。
- 社会とのあらゆるかかわりにおいて、ブランドイメージの向上に努めます。
東芝テック社会貢献基金
1992年、企業市民として社会に貢献することを目的として、従業員の給与および賞与からの積立による「東芝テック社会貢献基金」を設立し、毎年、地域の福祉助成、次世代を担う子どもたちの支援、環境保全助成、大規模災害時には復興支援として寄付を行なっています。
2019年度の寄付では、復興支援、次世代育成支援、地域貢献として、会社とのマッチングにより、①福島県「東日本大震災ふくしまこども寄附金」、②日本赤十字社「赤十字活動資金」、③本社、静岡事業所、中部支社、関西支社、中四国支社、九州支社の所在する地域の中学校・小学校・保育園・各役所等へ、絵本や知育玩具・楽器・水槽・フットサルゴールなどを寄贈しました。






東芝グループボランティア・デイズ
国連が定める国際ボランティアデーである12月5日に合わせ、東芝グループでは12月をCSR月間と定めています。2014年度から毎年「東芝グループボランティア・デイズ」活動を実施し、各拠点ごとに清掃・収集・募金・福祉・災害支援など社会貢献活動に取り組んでいます。
次世代育成
職場体験学習やこども見学会の受入れ

こども見学会の様子
東芝テックグループでは、子どもたちが製品の仕組みやものづくりについて学べる職場体験の機会を提供しています。ショールームの見学や製品操作、従業員との交流などを通じて、子どもたちが働くことについての考えや理解を深め、将来に向けた学習の一助となればと考えています。
出前授業

出前授業の様子
従業員の専門知識や事業活動を活かし、レジスターやスキャナなど機械を操作して仕事をすること、買い物をすることの楽しさや便利さを体感する体験型出前授業を、小学校・特別支援学校向けに実施しています。「レジ体験」や「バーコードの不思議」など、生活に身近な科学を子どもたちとともに学びます。
読み聞かせボランティア活動

静岡事業所では、東芝テック社会貢献基金により、2010年度より絵本の寄贈を開始し、以後毎年、当社創立記念日に合わせ、三島市、伊豆の国市と連携し、各市の幼稚園・保育園へ絵本を寄贈しています。2019年度は、両市内の幼稚園・保育園、放課後児童クラブなど約60施設へ絵本を寄贈し、これまでの寄贈図書の総数は約3,700冊になりました。また2011年度より、地域のために何かできることはないか、子どもたちの喜ぶ笑顔が見られたらと読み聞かせボランティアを開始し、現在は、図書の寄贈と併せて、三島市内、伊豆の国市内の幼稚園・保育園で従業員ボランティアによる「読み聞かせ」を実施しています。
環境保護
各地域の方々と連携しながら、生物多様性保全活動や地域の清掃、植樹などの活動に積極的に取り組んでいます。


(東芝テックマレーシア製造社)

(東芝テックシンガポール社)
社会福祉
フードドライブ

フードドライブ
家庭で余っている保存食品を持ち寄って寄付する活動「フードドライブ」を本社・静岡事業所・各拠点において展開し、近隣のフードバンクに寄贈しています。
プルタブの寄付
静岡事業所では、環境意識の向上と地域社会への貢献を目的に、2002年よりプルタブの収集活動に取り組んでおり、年に2回、地域の福祉施設に寄付し、施設の活動に役立てていただいています。
福祉施設や慈善団体への寄贈
従業員より本や衣類、文具、古切手等を回収し、NPO団体や福祉施設、慈善団体などへ積極的に寄付しています。2019年度は本社で社内フリーマーケットを実施し一層の従業員参加型活動としました。



地域ボランティア活動

雪下ろしボランティア
地域ボランティア活動にも積極的に参加しています。高齢者世帯の雪下ろし作業や、広島平和記念式典での誘導サポートなど、地域特性を活かした活動にも取り組んでいます。
献血活動
本社、各支社支店営業所、各事業所、海外現地法人において毎年献血活動を実施しており、各国の血液センターを通じて輸血を必要としている方へ役立てていただいています。
災害復興支援

震災により大きな被害を受けた地域の復興支援のひとつとして、福島県の子どもたちを支援する寄付や、東北・熊本・広島・愛媛産品の販売会、社内食堂における東北・熊本産品の食材を利用した特別メニューの提供などを実施しています。