化学物質の管理

環境関連法に該当する物質を「禁止」「削減」「管理」に分けて削減・管理に取り組んでいます。

製造工程で使用する化学物質排出量を最小限に

「削減物質」については環境へ直接影響する大気や水域への排出量削減に努めています。2017年度は、株式会社TOSEIがグループから外れたこともあり排出量が大幅に減りました。引き続き化学物質の排出が少ない製造設備導入や、工程の見直しなどにより、排出量削減を継続しています。今後も削減に向けて取り組んでいきます。

化学物質総排出量の推移

2019年度東芝テックグループ化学物質排出量

化学物質の排出量(東芝テックグループ国内外生産拠点)

各事業所の取り組み事例

洗浄溶剤の代替化

テックインドネシア社

製造工程では製造設備や機材洗浄にイソプロピルアルコールを使用しています。テックインドネシア社などグループ会社4社では、これに代えて環境負荷が少ない洗浄溶剤を使用するようになりました。

洗浄溶剤の代替化

化学物質取扱者実務教育

東芝テック深圳社

製造ラインで実際に化学物質を扱う、化学物質取扱管理者と取扱責任者、および安全担当者を対象に、化学物質管理について、集合教育と製造工程で適正な管理と使用方法について実務教育を行っています。

揮発性有機化合物削減の取り組み

静岡事業所(大仁)

化学物質に関する適用法令の要求事項、実施事項、設備の管理方法などに加え、潜んでいるリスクを考慮した管理について教育を実施しました。

揮発性有機化合物削減の取り組み

東芝テック深圳社

電子回路基板製造に使用する治具などの洗浄材をイソプロピルアルコールから電解水に変更し化学物質の使用量と排出量を削減しました。

揮発性有機化合物削減の取り組み

マルチスポットフロー

東芝テック深圳社、東芝テックマレーシア製造社、テックインドネシア社

マルチスポットフロー設備を導入し、半田付け前処理で使用していた化学物質を、従来の全面塗布から、必要箇所の塗布にすることにより削減しました。

マルチスポットフロー設備

IPA※回収再生装置による購入・廃棄量削減

東芝テックシンガポール社、テックインドネシア社

溶剤再生装置

2009年度から、東芝テックシンガポール社とテックインドネシア社で、溶剤再生装置を導入し、IPA回収・再生による投入量・排出量削減を行っています。この装置で、使用済みのIPAの残留物を分離することによって、元の状態の溶剤に戻します。結果、IPAの95%がリサイクル・再利用可能となりました。

  • IPA(Isopropyl alcohol「イソプロピルアルコール」

半田装置更新によるIPA削減

テックインドネシア社

計画的な設備更新、導入により化学物質使用量/排出量の削減をしています。
2019年度は半田装置更新により、基盤製造でのIPAを25%削減しました。

VOCs排出改善設備追加導入

東芝テック深圳社

VOCs※排出量抑制装置を3台設置し、約80%の削減を達成しました。

  • 揮発性有機化合物
VOCs排出改善設備追加導入