サプライチェーンGHG排出量

気候変動問題の深刻化に伴い、企業には自社の温室効果ガス(GHG)※1排出量のみならず、サプライチェーン全体における排出量を把握、管理することが求められています。東芝グループではGHG排出量算定に関する国際基準「GHGプロトコル※2」や環境省の「サプライチェーンを通じたGHG排出量算定に関する基本ガイドライン」などに基づき、自社の事業活動による排出(Scope1、Scope2)に加え、自社の事業活動範囲外での間接的排出(Scope3)についても把握、算定しています。このようなカテゴリごとの定量的な把握に基づき、ライフサイクル全体を通じて効果的な取り組みを進めていきます。

  • ※1CO2、CH4、N2O、HFCs、PFCs、SF6、NF3
  • ※2GHGプロトコル(The Greenhouse Gas Protocol):世界資源研究所(WRI)と持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)が中心となり、世界中の企業、NGO、政府機関などが参画して策定した、温室効果ガス(Greenhouse Gas:GHG)排出量の算定と報告のガイドライン
サプライチェーンGHG排出量
分類 カテゴリ 2021年度
算出結果
(千t-CO2
2022年度
算出結果
(千t-CO2
排出量
変化率
備考
上流 1 購入した製品・サービス 102.3 105.3 103%  
2 資本財 42.7 50.4 118%  
3 Scope1、2に含まれない燃料およびエネルギー関連活動 10.7 6.6 62%  
4 輸送、配送(上流) 2.3 2.3 100%  
5 事業所から出る廃棄物 0.2 0.2 82%  
6 出張 1.6 2.8 170%  
7 従業員の通勤 0.8 0.9 112%  
8 リース資産(上流) - - - 業種として該当していません
自社 9 直接排出(Scope1) 3.1 2.7 88%  
10 エネルギー起源の間接排出(Scope2) 45.5 37.6 83% 環境価値証書による貢献量を含む
下流 11 輸送、配送(下流) - - - 業種として該当していません
12 販売した製品の加工 - - - 業種として該当していません
13 販売した製品の使用 252.6 252.4 100%  
14 販売した製品の廃棄 4.2 4.1 98%  
15 リース資産(下流) - - - 業種として該当していません
16 フランチャイズ - - - 業種として該当していません
17 投資 - - - 業種として該当していません
合計 466.1 465.3 100%